要請番号(JL02122A27)
募集終了
2代目
・2023/1 ・2023/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
カンボジア柔道連盟
3)任地( プノンペン都 ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1980年代に設立されたが、2016年に同国オリンピック委員会から杜撰な運営を理由に活動停止処分となった。そこで2017年に、新たな運営委員のもとで再スタートすることとなった。現在は4名のコーチとナショナルチーム14名に加えて一般の練習生もいる。ナショナルチームの練習は早朝と夕方の2回に分けて行われている。柔道隊員派遣の歴史は古く、初代は1960年代に遡る。内戦の影響で一時派遣は中断しているが、その後再開された。2021年11月まで、2019年度2次隊で派遣された隊員が活動していた。配属先の年間予算は、$15,000(教育青年スポーツ省より)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2023年に東南アジア競技大会がカンボジアで開催され、配属先は上位入賞することを目標としてきた。配属先には国内大会で選考されたナショナルチームの選手が所属しているが、他国で行われる大会には出場できておらず、レベルは周辺各国と比べて格段に低い。コーチにおいても講道館の段位を取得している者はほとんどおらず、カンボジア独自の段位のみを取得しており、最新の知識や技術を有していない。そこで選手やコーチ育成のために隊員が派遣されてきたが、コロナ禍での活動中断もあり、継続しての支援が必要と判断され当要請が出された。東南アジア競技大会後は、将来の同大会を照準に、柔道の普及と基盤作りを考慮していく。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
コーチと協力して、以下の活動を行う。
1.ナショナルチームに柔道の効果的な指導を実践する。
2.さまざまなトレーニング方法を紹介し、コーチの指導力向上を支援したり、トレーニングカリキュラムの作成を支援する。
3.柔道の普及へ取り組む。
4.可能であれば、柔道大会や審判に関する初歩的な講習会実施の助言を行ったり、マニュアルを作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
柔道場
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・コーチ4名(男性40~60代の各年代1名ずつ、女性50代1名) ※講道館二段
活動対象者:
・シニアナショナルチーム7名(18歳以上)
・ジュニアナショナルチーム7名(12-17歳)
・一般の練習生(16~27歳)
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:(男性) 備考:配属先の希望
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:経験に基づく活動が必要なため
[参考情報]:
・講道館三段以上の有段者
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・新型コロナウイルス感染情報は、在カンボジア日本大使館HP(https://www.kh.emb-japan.go.jp)を参照。