要請番号(JL02122B12)
募集終了
2代目
・2023/2 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
スバイリエン州病院
3)任地( スバイリエン州スバイリエン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1959年に設立された州内のトップリファラル病院である。内科、外科、小児科、産婦人科など11の診療科を有し、病床数は約170床である。医師約30名、看護師約150名が在籍し、同僚となる看護部長は地方部を含む州内すべての看護師を統率する立場にある。また地域の実習病院として、年間約200名弱の看護実習生を受け入れている。
日本の無償資金協力により病院の一部を改修し、2017年から外来、救急科、産婦人科、手術部において新しい病棟での診療を始めた。また2022年5月まで、技術協力プロジェクト「母子継続ケア改善プロジェクト」の対象病院となった。
当病院には、2018年から2020年にわたりJICA海外協力隊看護師隊員を派遣した実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
病棟の一部は無償資金協力により改修されたものの、既存の施設は老朽化し、患者やその家族の衛生に関する意識も低く、院内の衛生環境は決してよい状況ではない。そのため、保健省指導の下、感染対策委員会や5S委員会を立ち上げ、定期的にミーティングを行い院内の感染管理の強化や環境改善を図っている。
2018年派遣された初代隊員は、病院全体の感染管理や5S推進に貢献し、定期的なラウンドや研修・ワークショップ等を通して一定の成果を上げた。しかしながら、引き続き院内の環境整備や病院スタッフの感染管理能力向上を推進していきたいとの要望から、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
看護部所属となり、院長や看護部長と相談して以下の活動を行う。
1. 感染対策委員会とともに、感染管理(Infection Prevention and Control)の強化に関する助言を行う。
2. 院内の全ての科において5S活動を推進する。
3. 患者や患者の家族に対して、健康教育や衛生教育を行う。
4. 同僚看護師や実習生に対して、看護過程の展開や看護記録の書き方について助言する。
* カンボジア保健省と民事免責担保にかかる合意文書を締結していないため、身体への侵襲行為は一切行わない。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
院長: 男性 50歳代
看護部長(副院長): 女性 50歳代(経験20年以上)
同僚看護師: 約150名
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・新型コロナウイルス感染情報は、在カンボジア日本大使館HP(https://www.kh.emb-japan.go.jp)を参照。