2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02122B25)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
D231 電気・電子設備
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/4 ・2024/1
教室内1 教室内2 教室内3 教室内3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働職業訓練省

2)配属機関名(日本語)

シェムリアップ州職業訓練校

3)任地( シェムリアップ州シェムリアップ ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は世界遺産・アンコールワットの街、シェムリアップの中心部に位置する産業人材育成を担う職業訓練校である。ICT、外国語、ビジネスマネージメント、生産・サービス、建築、車両・農業機械、電気・電子の7コースで構成されており、中学卒業以上で入学できる6ヶ月以内の短期制(Certificate)・2年制(Pre-BA)、2年制修了後に更に2年間学ぶ4年制(BA)の3つ学制がある。朝・昼・夜に授業が実施され、働きながら通学する学生も多い。2年制以上の卒業で就職先が圧倒的に増えるため、多くの学生はPre-BA取得を目指す。年間学費は$450前後だが、多くの学生は奨学金を受給しているため半額以下。

【要請概要】

1)要請理由・背景

本要請は電気・電子コース・Pre-BAへの支援を求めるものである。2022年の同コースは学科の授業として「コンピューターリテラシー、専門英語、電気数学、物理、ソフトスキル、保守・管理、電気安全、電磁気学、電気回路、空気圧制御、電気配線、照明設計、変圧器、電気機械、電気通信、送・配電線」、学科・実習双方を伴う授業として「Auto-CAD、電気計測、シーケンス制御、Arduino、PLC、電動機制御、再生可能エネルギー、警報システム」、その他「電気工作実習、OJT」を予定している。主に学科・実習双方を伴う授業については、今後同分野における日本での知識・経験を持つ隊員と共に教員の専門知識及び授業の質向上を目指したいという希望から本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 単独もしくは同僚教員と共に、カリキュラムに沿ったより良い授業の指導計画を考え、実践する。
2. 単独もしくは同僚教員と共に実習室の整備を行い、教具・機材の適切な扱い方・管理を定着させる。
3. 授業前後の時間を活用し、限られた教材・環境でできる授業の展開方法を同僚教員と共に考え、同僚教員の指導の引き出しを増やす。
4. 訓練校の一教員として、担当する学生の専門知識・技術向上に向けた授業内外での個別のサポートを行う。
上記4点を活動の主軸として、活動詳細は派遣時の配属先の要請に沿って柔軟に計画する。(参考)2022年の授業は1学年660時間(学科480/実習180)・2学年585時間(学科435/実習150)、OJT360時間。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各種実習用機器・電子部品・工具、各実習室(電子機器、コンピューター、ネットワーク)
(現場の教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、その時点で存在する教具から授業内容を考案する)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:学部長(男性40代)・他9名の教員
*訓練校教員は学士以上の学位を持つ。

活動対象者:所属する全教員10名と全学生約200名
*Pre-BAコースの年齢層は日本で言う高校生以上を対象としているが、働きながら通う学生も多く、幅広い。

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:男性が中心の現場のため

[学歴]:(大卒)電気・電子 備考:教員の学歴に合わせるため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:教員に対する支援を行うため

[参考情報]:

 ・第一種または第二種電気工事士(必須)

 ・職業訓練校等での講師経験があれば尚可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・実務経験は公官庁・民間事業所技術職、職業訓練所・高等学校教諭(工業)等の経験を含めて5年以上。
・新型コロナウィルス関連情報は在カンボジア日本大使館HP(https://www.kh.emb-japan.go.jp)を参照。