2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02123B14)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ティールムカエット小学校

3)任地( コッコン州コッコン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は首都プノンペンからバスで約5.5時間の距離にあるタイとの国境州に位置する当州最大の小学校(6年制)であり、午前(7:00-11:00)、午後(13:00-17:00)の2部制(教師を含めて入れ替え)で授業を行っている。児童数約1,200名、全26学級(4-5クラス/学年)。算数の授業は1~3年生が7時間/週、4~6年生が6時間/週となっている。同敷地内に幼稚園を併設している。
当校へのJICA海外協力隊の派遣は今回が初めてとなる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の算数教育について、教員自身が学習者主体の学びを経験したことが少ないということもあり、教科書の記載内容を板書し暗記させるだけの授業が今でも一般的である。そのため、四則計算といった基礎学力から定着せず算数を苦手としている生徒が多く、当州で実施している3年生及び6年生を対象とした学力テストでは算数の正答率は50%を下回っており、教育局をはじめ学校関係者は学力の低下を懸念している。特に当州はタイ国境に接する国内南西端に位置し、州内には小学校教員養成校が無く、優秀な教員を確保することが大きな課題となっている。JICA海外協力隊の派遣により、これまでの暗記中心の授業から学習者主体の学びへと転換すべく、教員の指導力向上と授業改善、生徒の学力向上への期待から本要請に至った。なお当州教育局の依頼により、当校と同じ地区にある別の小学校1校からも同内容の要請が挙げられている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

小学校の状況や課題を把握した上で、算数の授業改善に関する以下の活動を行なう。
1. 同僚教員とともに単元に応じた授業計画を立て、学習者主体の授業を実践するために教員のサポートを行う。
2. 単元の習得に適した学習教材やドリルを作成して同僚教員へ紹介するとともに、授業で活用して生徒の理解を促す。
3. 必要に応じて、習熟の遅れている生徒に対して個別指導(補習授業)を行う。
4. (可能であれば)配属先や教育局が行う教員研修をサポートし、教員の授業力向上に貢献する。
*担当する学年については、着任時の学校の状況を踏まえて決定される。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
校長、副校長2名
担任教師:26名(20代~40代中心/教員経験平均約5年)

活動対象者:
生徒及び担任教師

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員に対する指導が必要なため

[参考情報]:

 ・算数の指導ができること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】