要請番号(JL02124B07)
募集終了



4代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
JVCテクニカル・インスティチュート
3)任地( プノンペン都 ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1993年にNGOである日本国際ボランティアセンター(JVC)が開校し、2009年から労働職業訓練省直轄となった。同校では、日本の自動車整備士3級程度の職業訓練を実施しており、訓練期間は2年間で、理論と実技を教えている。配属先には併設の整備工場があり、外部からの一般車両整備も受付けると共に、技能実習生の技術指導を行う機関としても機能しており、日系企業のスタッフがサポートしている。学生数は1学年約100名程度だが、今後の学生数増加を見越して、7階建ての新校舎を建築計画中である。現在、自動車整備のJICA海外協力隊が活動中であり、5Sならびにカイゼン、安全対策等に取り組んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校には500名の学生が所属し、実習5クラス、理論5クラスの授業を実施している。内容としては、十数年前の日本の自動車整備参考資料をクメール語に翻訳した自動車整備教科書を使用し、自動車整備の基礎を中心に教育してきた。2015年6月からJICA海外協力隊が派遣され、日本からマニュアル等の資料を取り寄せて、独自の教科書を作成するために英文翻訳・編集を行った。また、実車実習用の中古車を導入し、教員・学生への指導を行った。その成果として、ハイブリッド車両整備について基礎レベルの知識と技術が定着しつつあるが、5Sならびにカイゼン、安全対策の取り組みとなど、引き続き支援が必要となっている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.学生及び教員に対し、5Sならびにカイゼン、安全意識向上のための指導を行う。
2.併設された整備工場を活用して接客マナー、整備工場及び教育現場での規律等の向上につながる提案、アドバイスを行う。
3.ハイブリッド車両等の新技術に関する整備技術教育の実施(配属先教員と協力して、学生への技術教育座学、実習を行う)。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習車両プリウス(NHW20)、カムリ(AV50)、レクサス(ES350)、タイヤチェンジャー、ホイールバランサー、電子制御燃料噴射装置(EFI)、ツールセット等
4)配属先同僚及び活動対象者
校長(男性50代)
教員20名(男性20代半ばから50代半ば、ただし20代半
ばから30代半ばの方が中心)
*日本で働いた経験がある教員もいる。
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:学生に教えるため
[参考情報]:
・ハイブリッド車種の整備経験3年以上が必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)