2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02125B04)

国名
カンボジア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

トゥカウ小学校

3)任地( バッタンバン州バッタンバン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はバッタンバン市中心部からトゥクトゥクで約20分の幼稚園併設型・小規模小学校である。女性校長(園長兼任)のリーダーシップの下学校運営が行われており、小学校は1年生~6年生約360名、幼稚園は3歳~6歳(「年少・年中」「年長」の2クラス)約100名が在籍、各学年午前・午後どちらか半日授業が行われる。施設は地方部ならではの伝統的な平屋の校舎、花壇、雲梯、フットサルコート程度の広場、バレーボールコート等で、丁寧な環境整備がなされている。2024年3月まで初代隊員が、体育の授業支援を中心としつつ、日本語教室や幼稚園での運動補助等、配属先教員の一員として幅広い活動を行った。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では歴史的に学校教育における情操教育(音楽、美術、図工、体育等)が軽視されてきた傾向があり、教員は自身が授業を受けた経験が少ないだけでなく、教授法の研修も十分に受けていない事が多い。2010年代から徐々に基礎教育現場の各学校の判断で情操教育が時間割に取り入れられるようになり、配属先も各クラス週1回程度の体育の時間を設けている。教員は試行錯誤しながらも授業を継続的に実施しており、その補助を初代隊員が主たる活動として行った。本要請は同隊員の後任を求めるもので、活動の柱は体育を想定しつつ、初代同様に多岐に渡る活動(幼稚園を含む学校全体の教育活動への寄与)が期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.教員とともに、現場にある教具を活用して体育の授業を継続的に行い、子どもたちの健全育成に寄与する
2.教員に授業内容の新しい選択肢を紹介し、教員が子どもたちのよき支援者として子どもたちの潜在的な力を引き出せるようサポートする
3.余力があれば、体育以外の活動や学校行事などの学校教育活動を支援することで、子どもたちの成長・発達を支援し健全育成につなげる
以上3点を活動の主軸として、詳細は派遣時の配属先の要請に沿って柔軟に計画する。本配属先は小規模校であるため、様々な場面において現地教員と協働しつつ、隊員自身が主として授業を行うこともある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

サッカーボール、ミニゴールポスト、バレーボール、コーン、平均台、マット、フラフープ、スピーカー等
(教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、現場に存在する教具から柔軟に活動を考案する)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長1名(女性50代、幼稚園の園長を兼任)、副校長1名(女性)、教頭1名(男性)、小学校教員10名(女性7名、男性3名)、小学校事務員1名(女性)、幼稚園教員2名(女性)

活動対象者:所属する全生徒・園児
*体育館は無く、雨季は授業展開の工夫が必要

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(女性) 備考:配属先の要望

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:業務遂行上必要

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験(2年以上)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

教員免許は不要だが、活動遂行上、子どもに対し運動またはダンスやスポーツを指導した経験が必要となる。