要請番号(JL02125B15)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
プレアシハヌーク州病院
3)任地( プレアシハヌーク州シハヌークビル ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は州内のトップリファラル病院で、州内の郡病院、保健センター、民間診療所から緊急搬送が可能な病院である。内科、外科、小児科、産科、救急科があり、病床数は約130床、医師約40名、看護師約70名、助産師約40名、1日平均の外来患者数は約100名である。また、近隣大学およびトレーニングセンターから病院実習の看護学生を年間、約200名受け入れている。現病棟は日本の無償資金協力により建設され2016年より稼働している。また医療機材など多くのハード面を寄付によって導入されている。現在、3代目の看護師隊員が医療サービスの向上、環境改善を目的とした活動を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
かつて同国は農村部を中心に伝統的助産師による自宅出産が主流であった。しかし、自宅出産に伴うリスクを低減するため、カンボジア政府はJICAを含む国際支援機関と連携し、助産師の育成、地方保健センターの整備、母子保健教育の普及を進めてきた。その結果、5歳未満時死亡率が87%減少するなど、母子保健をはじめとする基礎保健指標が著しく改善してきた。病院出産件数の増加に伴い、同病院ではプノンペンの日系病院で研修を受けた助産師を雇用し、体制の強化に取り組んでいる。こうした背景のもと、日本の助産師が有する専門的知識と実践的経験を活かし、現地の産科医療従事者への技術指導や母子への保健指導を行うことが期待されており、本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
産科に配属となり、同僚や患者に対し以下の活動を行う。
1.分娩介助、新生児ケア、妊産婦の健康管理(母体の観察、危険兆候の早期発見など)についての実地指導。
2.妊娠中の栄養、衛生習慣、出産準備、産後ケア、家族計画などについての健康教育。
3.妊婦健診の実施補助、記録管理の支援、ワクチン接種キャンペーンの企画運営。
カンボジア保健省との免責にかかる合意文書を締結していないため、身体への侵襲行為は一切行わない。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
患者モニター、ドップラー、吸引分娩器、新生児用保温装置、移動式照明器具、超音波診断装置、新生児体重計など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:助産師 3名 助産師見習い 39名
(年齢25~55歳)
活動対象:産婦人科に来る患者(1日平均外来15人)
出産 一日平均10件
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)



