要請番号(JL02125B16)
募集終了
4代目
| ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
プレアシハヌーク州病院
3)任地( プレアシハヌーク州シハヌークビル ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は州内のトップリファラル病院で、州内の郡病院、保健センター、民間診療所から緊急搬送が可能な病院である。内科、外科、小児科、産科、救急科があり、病床数は約130床、医師約40名、看護師約70名、助産師約40名、1日平均の外来患者数は約100名である。また、近隣大学およびトレーニングセンターから病院実習の看護学生を年間、約200名受け入れている。現病棟は日本の無償資金協力により建設され2016年より稼働している。また医療機材など多くのハード面を寄付によって導入されている。現在、3代目の看護師隊員が医療サービスの向上、環境改善を目的とした活動を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2016年に初代JICA海外協力隊が配置され、現在は3代目の看護師隊員が5S活動や針刺し事故の予防を含む感染対策啓発に取り組んでいる。配属先は協力的ではあるが、感染症診断や危機対応能力を持つ専門人材が不足しており、医療現場には依然として多くの課題が残っている。配属先としては、今後も院内の環境整備やスタッフの感染管理能力の向上を継続して推進したい意向があり、後任の派遣を要請するに至った。また、カンボジアでは入院患者の介護を家族が担うことが一般的であるため、患者およびその家族に対する衛生教育の充実も重要な課題となっている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
看護部に配属され、同僚スタッフと協働しながら以下の活動に取り組む。
1. 感染管理の定着に向けたアドバイスおよび日常業務のサポート
2. 患者およびその家族に対する感染予防、衛生管理、健康教育の実施
3. 上記活動と並行して、病院全体の環境改善を目指した5S活動の推進
これらの活動を通じて、院内の衛生環境の向上と医療従事者の意識改革に貢献することを目指す。
なお、カンボジア保健省との免責に関する合意文書が締結されていないため、身体への侵襲行為は一切行わない。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室(机、椅子)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:院長(40歳代男性)
看護師部長:(50歳代男性)
看護部所属看護師:7名
活動対象者:病院スタッフ、患者及び入院患者の家族
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
