2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02125B38)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G154 美術
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

クナー小学校

3)任地( シェムリアップ州シェムリアップ ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はアンコールワットの街シェムリアップ中心部から約5キロの距離に位置する小学校で、児童数約1600人、教職員数約45人、全30クラスの大規模校である。午前(7:00~11:00)と午後(14:00~16:30)の二部制で、授業は月曜日から土曜日まである。同州教育青年スポーツ局で活動していた隊員(2018-1次隊、小学校教育)が巡回先の一つとして同校で算数を教えていたが、現在は図工科(美術・工作)を中心に活動が展開されている。また、元カンボジア隊員が同校で音楽の指導を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

カンボジアで情操教育(音楽、美術、図工、体育等)が教科として各学校で注力され始めたのが2010年代以降であり、現職の教員は自身がそれらの授業を受けた経験がほとんどない。教授法の研修も十分ではなく、このような背景からカンボジアでは歴代隊員が情操教育の指導支援を行ってきた。同配属先で隊員は、「図工科」というものを児童や教職員に実際に体験してもらい、楽しんで取り組むことができるように支援。模写だけが得意だった児童にも自由な表現が少しずつ受け入れられるようになってきたが、児童のイマジネーションや感受性を涵養するには継続的な支援が必要であることから後任要請がなされた。配属先は、児童自らが絵を描き、ストーリーを書いた本を制作することを目標としている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.単独でまたは教員とともに美術・工作の授業を行い、子どもたちの表現力向上に寄与する。
2.教員に研修(絵の描き方、工作の作り方等)を行い、限られた教材・環境でできる授業の展開方法を同僚教員と共に考える。
3.児童の作品の掲示・展示方法について、同僚教員とともに検討する。
4.配属先の一員として、他教科や学校行事などの学校教育活動の支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

図工用の道具・材料
(現場の教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、その時点で存在する教具から授業内容を考案する)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長(女性50代)、副校長(男性40代)
学級担任30名(20 50代)
活動対象者:学級担任、児童(主に高学年)

※指導する学年・学級については、着任後、校長・副校長・学級担任との話し合いにより決定する。

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:経験に基づく支援が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】