要請番号(JL02418B06)
募集終了

・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農林省
2)配属機関名(日本語)
ルアンパバーン県農林局農業課
3)任地( ルアンパバーン県ルアンパバーン郡 ) JICA事務所の所在地( ビエンチャン特別市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるルアンパバーン県農林局はルアンパバーン県の農業振興、作物検査、農家への栽培指導等、県の農業事業全般を取りしきる行政機関である。これまでに多数のドナーとの事業を実施・受け入れをしており、主だった機関では、UNCTAD, TABI, ADB、SIR/JICA, UNIDO, World Heritage Programがある。農業課の職員は16名。農業課や普及課、計画課等から構成されている。ルアンパバーンは、2017年11月に開始されたJICA技術協力プロジェクト「クリーン農業開発プロジェクト(2017/11~2022/10)」の対象県である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオス国の農業は労働人口の7割以上が従事する国の重要産業である。近年、農薬や化学肥料の少ない安心な農作物生産振興のため、上記JICA技プロが開始された。ルアンパバーン県ではこれまで複数ドナーが有機農業を支援しており、多くの農家が認証を取得したが、現在は認証農家数が減少し、農家グループの機能や作物の質も低下傾向にある。一方、観光客向けのホテルやレストランによる有機農産物の需要は高く、認証は取得しないものの独自基準を設けて有機農業ビジネスを行う組織も多い。同県の有機農業が抱える課題を把握し、農家の主体者意識の醸成とグループの組織力向上、既存マーケットにおける販売促進、生産者と消費者の信頼関係構築など、生産から販売までの流れを一元的に支援することで、プロジェクトの更なる効果発現が期待できることから、ボランティアの要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先及び郡職員と協力しながら、現状を調査・把握した上で、以下の項目のうち実施可能な活動を実施する。
1. 農家グループの組織強化・運営能力向上(主体者意識の醸成、農家間の情報交換促進、市場ニーズに即した生産計画等)を支援する。
2. 既存オーガニックマーケットにおける販売促進活動を実施する。
3. 農家グループによるホテル・レストラン等への販路拡大の取り組みを支援する。
*活動実施に当たっては「クリーン農業開発プロジェクト」と連携しつつ、ラオスにおける有機認証制度を踏まえながら、農家が主体となった継続的有機農業の実現に向け関係者と協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、いす、PC、プリンター、電話・FAX
4)配属先同僚及び活動対象者
農業課職員 16名
・課長 男性1名(50代)
・職員 20代-40代
・農家グループ 20代~50代
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・コミュニティ活動や組織運営の知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)