要請番号(JL02421A22)
募集終了
7代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ラオス国立大学教育学部
3)任地( 首都ビエンチャン ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1996年に開学した12の学部を有する総合大学である。学生数約1万5千人、教職員約1900人。隊員の活動先となる教育学部は生徒数約1200人、教職員数約220人である。2009年から理科教育のSVが4名活動した。また、2009年から日本の大学がエコヘルスの概念に基づく健康教育の導入・教材開発・実践授業導入支援に協力している。2016年7月からエコヘルス教育支援のため、JICAと東京学芸大学との連携の下で長期隊員派遣が開始され、隊員2名が活動した。(JV、公衆衛生、2020年まで)
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオス国立大学教育学部は日本の大学と協力し、人々の健康と暮らしや生物・社会環境を一体として考えるエコヘルス教 科の普及に取り組み、2020年に教科書・指導書が完成、2021年から正式に国立大学と全国8つの教員養成校で授業が開始されたとこ ろである(初等教育・中等教育で授業の導入はない)。配属先は全国での教科定着に向けて、通常の授業実施及び各学校での振り返り研修や地域ごとのフォローアップ体制構築を目指しているため、環境教育の視点から授業に関する助言、現地教員と協力し研修等の準備やサポートができる隊員を要請することとなった。前任者はエコヘルス教育に関する教員研修の計画・運営補助、附属校等の生徒の健康に関する環境の向上、促進等に取り組んだ。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.「人々の健康かつ安全な生活と社会の発展を考える際に環境教育として取り上げるべきことは?」 という視点からの授業内容や身近な問題等を活用した授業内容・教材の検討、提案・改善に協力する。
※2020年9月~のカリキュラムでは生物専攻3年生の後期に2時間/週の授業が割り当てられているが、次年度からは教育学部全体の1年生のカリキュラムに取り入れられる予定。
2.中部地域の教員研修に協力する。
3.付属校や近隣小学校、生徒の教育実習時の健康診断や衛生教育の実施支援を行う。
4.エコヘルス教育に関わる他校に派遣された隊員と協力した活動に取り組む。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、インターネット環境、プロジェクター、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:エコヘルス担当教員4名(経験約5~35年、30~60代、男性4名、修士、博士)
活動対象者:教育学部生、大学附属学校教員、TTC教員等
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学での活動のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく活動のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ラオスの学校年度は前期:9月~翌年1月。後期2月~6月。派遣前にエコヘルスに関する講習受講が必須。