2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02422A11)
募集終了

国名
ラオス
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

パクセー教員養成校自然科学部

3)任地( チャンパサック県パクセー市 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

全国に8校ある教員養成校の一つで、初等教育(幼児教育、小学校教育)課程、自然科学課程、社会科学課程、言語課程の4課程を有し、附属小学校が隣接されている。学生数約700名、教職員数約160名。近隣県で勤務する教員を輩出しているほか、現職教員アップグレードコースも行っている。これまでJICA海外協力隊6名(理科教育、数学教育、小学校教育、公衆衛生(エコヘルス担当))が派遣された。エコヘルスに関する活動を行った隊員としては、公衆衛生1名に続く2代目の派遣となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ラオス国立大学教育学部は日本の大学と協力し、人々の健康と暮らしや生物・社会環境を一体として考える科目としてエコヘルス教科の普及に取り組み、2020年に教科書・指導書が完成、2021年から正式に全国8つの教員養成校で授業が開始された。前任者は教科書を使った授業支援、教育実習生への健康診断実施事前指導、教員研修、附属小学校での健康教育授業や手洗い場の設置等実践的な活動も活用して配属先教員他のエコヘルス理解向上に取り組んできたが、学内での研究授業や南部地域のフォローアップ体制構築も目指し、生物の視点からエコヘルス授業をより身近な問題として教えるための助言が必要となり後任要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.「エコヘルス教育の中で、生物・健康の視点からを何をどう教えるか?」 という視点から、実際に教壇に立ち、配属先での授業案改善やラオスの身近な題材を活用した教材作成等に同僚の先生と協力して取り組む。主な授業対象は、初等・中等教育の教員養成課程の学生で週2時間の授業を行う。
2.同校がある南部地域の教員養成校3校の教員研修に協力する。
3.付属校や近隣小学校、生徒の教育実習時の健康診断や衛生教育の実施支援を行う。
4.エコヘルス教育に関わる他校に派遣された隊員と協力した活動に取り組む。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、インターネット環境、プロジェクター、プリンター、理科実験室

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:エコヘルス教科を兼任する他教科教員3名(学士/修士、教員経験約10年~20年[うち、エコヘルス指導経験は、2~3年]、男性3名、専門:生物、英語等)

活動対象者:配属先教員、学生、附属小・中高学校や周辺校教員

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はラオ語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:教員養成校での活動のため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務に基づく活動のため

[参考情報]:

 ・教員経験があることが望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ラオスの学校年度は前期:9月~翌年1月。後期2月~6月。
派遣前にエコヘルスに関する講習の実施を予定。