要請番号(JL02422B15)
募集終了



・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ルアンパバーン技術短期大学 電気科
3)任地( ルアンパバーン県ルアンパバーン市 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラオスでは教育スポーツ省管轄下で職業訓練校が組織されており、現在23校の公立校と65校の私立校が存在している。配属先は1980年に県立の職業訓練校として設立され、2002年に短期大学へと規模を拡大した。現在は、教育機関と企業が共同し産業人材を育成するDual-Cooperative Training(DCT)を実施する技術短期大学6校のうちの一つとして、ラオス北部地域における職業訓練、技術者養成の中核をなしている。また、現在に至るまで複数の海外ドナーからの支援を受けており、電気、観光のコースを中心に地元企業と実地研修を提供するDCTカリキュラムを開始し、中学・高校卒業者や地域住民に向けて、認定書やディプロマ取得に向けた3年間の授業を提供している。学生数約1,000名、教職員数約80名。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育スポーツ省管轄の下、2016年から教育機関と企業が共同し産業人材を育成するDual-Cooperative Training(DCT)が推進されており、配属先でもより質の高い技術者の育成、及び地域の労働市場への供給が求められている。国外のドナーの援助を受け、電気、電子機器の教科書、教材の整備が進められたが、教育レベルとしては基本技術の指導にとどまっている。今後、より高いレベルの技術者育成が求められているが、実技指導の少なさ、教員の経験不足により十分な成果につながっていない。このため、教員の知識、指導技術の向上、より実践的な授業の提案・改善が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚教員と協力して、以下の電気科の業務を支援する。
1.同僚教員に対し、理論と実習の教授法向上を目指した指導法・カリキュラムの提案を行う。
2.学生・教員に対して、オーディオ機器、家庭電化製品等の修理技術を指導する。
3.学生・教員に対して、電子工作・プログラミング(Arduinoを想定)を指導する。
4.電気・電子機器科の実技習得のための指導書、教材作成等を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電気・電子に関する各種教材(DEDによる供与)、オシロスコープ、関数発生器、直流電源装置、プロジェクタ、コンピュータ、プリンタ等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
カウンターパート(50代男性、学士、教員経験20年)
同僚教員 14名(20代-50代、修士・学士・専子、教員経験1-20年以上)
活動対象者:学生
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)電気・電子 備考:大学での指導のため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実技重視の指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)