【配属機関概要】

3）任地（ サワンナケート県カイソン・ポンビハーン市 ） JICA事務所の所在地（ 首都ビエンチャン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

次代を担う健全な青少年の育成を目的とする政府系の全国組織で、各県に支部を持ち、それぞれ総務課、広報宣伝課、青少年活動課、職業訓練課などの課で構成されている。サワンナケート支部は36人のスタッフで運営されており、ボランティアが所属する職業訓練課では3人のスタッフが配置されている。主に県内の青年層を対象に職業訓練や教育等の機会を提供している。年間予算は約370万円。過去にはドイツや韓国のボランティアも共に活躍したが、現在は派遣なし。

【要請概要】

1）要請理由・背景

サワンナケート県はラオス有数の産業特区を擁する産業都市で、東西にタイ、ベトナムへと通じる国道9号線、南北に首都ビエンチャンと南部の主要都市パクセーを結ぶ国道13号線が交差する物流の要衝である。活動先となる職業訓練センターでは10代の青年層を中心に語学教室や職業訓練の機会を提供しており、IT分野に関しては1クラス10名程度、午前と午後の2部制で授業が行われている。生徒が使用できるPCに限りがあること、教科書の改善、教員不足や教員の指導力向上が最優先課題であり、隊員の派遣を求められている。また、現在はWord、Excel、PowerPointの初心者コースのみであるが、将来的に中級コースやグラフィックデザインも指導科目に加えたいと考えている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1. 初級コースの生徒にMS Officeの操作指導を行う。
2. 教科書の改善について助言を行い、同僚と共に改訂版を作成する。
3. PCの簡単なメンテナンスや修繕を行い、環境を整備する。
4. IT教員候補の職員を養成し、中級コースやグラフィックデザイン科目の導入し、同僚とともに生徒に対して授業を行う。
※現初級コースはMS Officeが対象。グラフィックデザインはPhotoshopを想定。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

Windows10のPC12台(KOICAが2015年に寄贈した機材)、プロジェクター2台、プリンタ1台。専用教室2部屋。

4）配属先同僚及び活動対象者

・支部長(40代男性、実務経験21年)
・同僚 36名(男性12名、女性24名)

活動対象者:
生徒(10代の青年層、初習者が殆ど)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】