【配属機関概要】

3）任地（ ウドムサイ県サイ郡 ） JICA事務所の所在地（ 首都ビエンチャン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 鉄道 で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ラオスの伝統文化継承と学校教育に不足している情操教育を補完する目的で各県に設置されている子ども文化センターの一つとして、1998年に設立された。7-15歳を中心とした子どもたち(長期休暇期間は約200名、それ以外の時期は約20名ほど)が課外活動の場としてセンターを利用している。活動内容はダンス・音楽・ゲーム・語学指導など多岐にわたる。隣接している図書館はJICAの支援で建てられ所蔵図書は日本のNGOであるシャンティ国際ボランティア会(SVA)から寄贈されたもの。2代目隊員が2020年3月まで活動していた。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先では過去2代にわたって隊員が活動を行ってきており、子どもたちは外国人と触れ合うことでより知見を広げるきっかけを作ってきた。2代目隊員はコロナ禍で2020年3月に帰国した後は、配属先も感染予防措置で開館できない状況がしばらく続いた。感染拡大が落ち着き再び通常営業に戻りつつある今、引き続き子どもたちが外国人と触れ合い楽しく学べる環境作りが求められているが、人材不足や技術不足のため満足な活動ができていない。子どもたちに豊かな知識や経験を与えることと現地スタッフの指導力向上を最重点課題としている。また可能な範囲で隣接する図書館の管理および観光情報局の広報協力の要望があった。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

青少年の健全育成に寄与するため、配属先の同僚らと共に以下の活動を行う。
1. 日本式の教育プログラムを現地職員に指導する。
2. 楽器(ギター・キーボード・ドラム)や図画工作を子どもたちに教える。
3. 日本語をはじめとする外国語を子どもたち/現地職員に教える。
4. 可能な範囲でセンターに隣接する図書館の所蔵図書および図書資料のデータ管理および観光情報局でのPR活動(日本語/英語パンフレット作成、運営、配布など)を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、プロジェクター、キーボード、ギター、ドラム、木琴

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・5名(センター長、副センター長、同僚)

活動対象者:子ども(7-15歳)
・長期休暇期間:約200名
・それ以外の時期:約20名

【資格条件等】

[汎用経験]：

　・青少年を対象とした活動経験（2年以上）

[参考情報]：

　・基本的なPCスキルがあると良い

【地域概況】

【特記事項】