要請番号(JL02423Aa6)
募集終了



2代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
国立リハビリテーションセンター
3)任地( 首都ビエンチャン ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は保健省傘下に属し首都で唯一のリハビリテーションを行う国立の医療機関である。敷地内には当センターの他に、物理療法治療棟、小児病棟、ベトナム戦争時代に投下されたクラスター爆弾を始めとした不発弾の歴史・被害に関する資料展示を行うCOPE(名称の意味は特記事項参照)ビジターセンター、義肢装具室、日本の援助にて建設された室内競技場、車いす工房等がある。患者の主な疾患は脳血管疾患、心疾患、整形疾患等である。一日の患者数は約200名で、通院が多数を占める。医師7名、理学療法士は約50名、作業療法士は1名在籍している。理学療法士隊員が2023年2月まで活動していた。今回は職種が異なる交替となる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオスにおけるリハビリテーション分野は現在も発展途上である。国内にて体系的に作業療法を学べる教育機関はなく、勤務する作業療法士は隣国タイにて短期研修を受講・終了して治療に当たっている。そのため知識・技能は高くないのが実情である。患者は家族・親族と共に来院し、家族のサポートのもと作業療法室で治療用具を使用しながら、機能回復や日常生活活動の自立を図っている。以上の背景から、作業療法分野において一緒に治療を行ったり、同僚スタッフ及び家族に対して効果的な治療法を助言・提案することのできる正しい技術を持つ人材の派遣が期待されている。前任者は理学療法士であるが、センターでのスタッフ数も少なく、より支援の必要な作業療法の分野での要請が出された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先と協議の上、以下の活動の中から実施可能なものを行う。
1.同僚と共に患者の治療にあたり、より良い治療法を実施・提案する。
2.福祉用具の効果的な使用方法や新しい用具の使用を提案する。
3.配属先スタッフ及び外部組織のスタッフ(各県のセンター、中央病院の作業療法士等)に対し講習会を開催し、知識・スキルのアップグレードを目指す。
4.患者家族へのリハビリテーション方法の説明・指導や、自宅でのリハビリテーションについて助言・支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
作業療法室、理学療法室、マッサージ室、各種運動療法・物理療法機器、筋力トレーニング機器、福祉用具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
総スタッフ数: 162名 医師:7名 理学療法士:約50名
作業療法士:1名
カウンターパート:男性1名 50代 医師 25年の経験
男性1名 50代 理学療法士 作業療法士研修受講者 24年の経験
活動対象者:センターの作業療法士、患者、家族
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚や患者への指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
COPE(Cooperative Orthotic && Prosthetic Enterprise)ビジターセンター