2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02425A11)

国名
ラオス
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

パクパサック技術学校

3)任地( 首都ビエンチャン ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は首都中心部に位置し、5学科(ビジネス、電気電子、ホテル・観光、機械技術、建築)で計39のコースを提供し、産業人材育成に取り組んでいる。ラオスでは一次産業従事者が多数を占める一方で、二次産業を発展させるべく投資誘致や経済特区の形成などにも注力しているが、企業が求めるスキルを有する人材の育成が不十分で、雇用側と被雇用側のミスマッチが発生している。配属先では各種分野で活躍できる人材育成を目的として、専門的知識や技術、経営スキル、サービスホスピタリティ等の習得をめざすためのカリキュラムが組まれている。世界銀行、アジア開発銀行などの支援も受けている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ラオスには自国の自動車製造業者がなく、諸外国からの輸入に頼っている。近年は環境への配慮から電気自動車(中韓、欧州系メーカー)の人気が高まり、取扱店が増えている。一方で、電気自動車の整備や修理に関する十分な知識、技術を持つ人材は依然と少ない。ガソリン車においても同様の問題が見受けられ、自動車整備に係る人材育成は課題の一つとして挙げられる。配属先においてもこのような課題、ニーズに応えるため、アジア開発銀行支援のもと、自動車整備を行えるラボと機材の拡大を予定しており、教員の指導力向上、教材開発および新技術習得の必要性を課題に挙げている。卒業生の多くは整備士として国内で勤務する他、日本など海外へ就職するケースもある。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1. 電気自動車、ガソリン車の整備、修理方法に関する教材等の整備と作成
2. 教員、および学生に対する実習指導
3. 可能であれば、車体の塗装や修理に関する指導、および教材等の整備と作成
その他、隊員の知識・経験に応じて、システムネットワークやプログラミングを活用した実習方法の提案も期待されるが、必須ではない。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実習車(三菱ランサー)、エンジンシミュレータ、イグニッションシステムシミュレータ、電気系統等システムシミュレータ、パワーステアリングテストシステム、リフト、タイヤチェンジャーなど

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長、学科長、副学科長

活動対象者:
教員6名(30代)、学生約400名

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)

[性別]:(男性) 備考:配属先の要望

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動上必要

[参考情報]:

 ・ボディリペアの指導ができればなお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

主活動とは別に、ラオスと日本の文化交流に関する活動も期待されます。