要請番号(JL02425B01)
募集終了
| ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ボリカムサイ技術専門学校
3)任地( ボリカムサイ県パクサン郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラオスでは教育スポーツ省管轄下で全国に技術訓練校・短大が配置されている。配属先はボリカムサイ県の中心地から北に約12kmに位置する技術専門学校で、現在は9つの学科(自動車整備、電気電子機器、土木など)を有し、教職員59名、生徒530名が在籍している。同校では約2カ月おきに座学と、地元企業でのOJTプログラムを交互に実施するなど、現場実践に即したカリキュラムを提供している。卒業生は地元の整備工場などに就職するケースが多い。海外からの支援では2014年頃にドイツ人ボランティアの受入実績がある。JICAボランティアの受け入れは初。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育スポーツ省管轄のもと、教育機関と地元企業が協働して産業人材を育成するDual Cooperative Training(DCT)が推進されており、配属先でもより質の高い技術者の育成、及び地域の労働市場への供給が求められている。ラオス国内における自動車や自動二輪台数は年々増加しており、加えてボリカムサイ県は公共交通機関の整備が未発達であるため、市民の移動には自家用車やオートバイが欠かせない。そのため、自動車整備士等の人材の育成は、地域産業への貢献に資するものである。自動車整備科ではレベル別のクラス運営が行わているが、学生数が多く、教員は丁寧な指導やフォローアップができていないため、学科運営サポートや、実技に関する知識・技術の共有が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 自動車整備(自動車、オートバイなど)に関して、配属科の教員の技術および知識レベルを分析し、講義や実習等を計画・実施する。
2. 教員に対するワークショップや勉強会などを企画、実施する。
3. 同僚らと協働して、自動車整備科の学生に対して座学・実技の両面から指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習車、エンジンシミュレータ、イグニッションシステムシミュレータ、電気系統等システムシミュレータ、パワーステアリングテストシステム、リフト、タイヤチェンジャーなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学長ほか教職員59名
活動対象者:
教員6名(30-40代)、学生約100名
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:(男性) 備考:配属先の希望
[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先の希望
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の希望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
