要請番号(JL02425B02)
募集終了
| ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
シェンクアン技術短期大学
3)任地( シェンクアン県ペック郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
4学部10学科を有する、ラオス北部地域で初めて設立された技術短期大学。当初は県立の職業訓練校としてスタートしたが、2021年から、卒業時に学位が付与される短期大学へと規模を拡大した。教育機関と企業が協働し産業人材を育成するDual Cooperative Training(DCT)を実施する技術短期大学として、地域の職業訓練、技術者養成を担っている。隊員は4つある学部の内、自動車整備等を所掌する産業学科(Department of Industry)に配属予定。これまでにドイツや日本(JICA以外)などからボランティア受入経験がある。2025年8月現在、教員数58名、学生数897名である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育スポーツ省管轄のもと、2016年から教育機関と地元企業が協働して産業人材を育成するDual Cooperative Training(DCT)が推進されており、配属先でもより質の高い技術者の育成、及び地域の労働市場への供給が求められている。ラオス国内における自動車や自動二輪台数は年々増加しており、加えてシェンクアン県は公共交通機関の整備が未発達であるため、市民の移動には自家用車やオートバイが欠かせない。そのため、自動車整備士等の人材の育成は、地域産業への貢献に資するものである。人材育成を推進するため、配属先ではJICA海外協力隊との協働によって配属先職員の知識や技術のアップデートを図っていくことが重要であると考えている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.自動車整備(自動車、オートバイなど)に関して、産業学科の職員の技術および知識レベルを分析し、講義や実習等を計画・実施する。
2.教員を対象にしたワークショップや勉強会を企画、実施する。
3.同僚らと協働し、同学科の学生に対し、座学・実技の両面から指導を行う。
その他、職員や学生に対し日本語や日本文化を紹介する活動も期待されます。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習車、エンジンシミュレータ、イグニッションシステムシミュレータ、電気系統等システムシミュレータ、パワーステアリングテストシステム、リフト、タイヤチェンジャーなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 学長、副学長、カウンターパート(副学科長)
主な活動対象:産業学科職員6名(20-40代)、同学科学生109名
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:(男性) 備考:配属先の要望による
[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先の要望による
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先の要望による
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
