2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02425B05)
募集終了

国名
ラオス
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農林省

2)配属機関名(日本語)

パクソン郡農林局

3)任地( チャンパサック県パクソン郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先であるチャンパサック県パクソン郡農林局は、県内各郡に9つある郡農林局の1つであり、農業振興や栽培指導、販売促進など、郡の農業事業全般を取り仕切る行政機関である。農林局は、隊員の活動予定である地域開発課をはじめ、農業課、灌漑課、森林課などを含む8つの課で構成されている。農業局の職員は計27名。県農林局とも連携して技術研修等をおこなうとともに、森林保全にも注力し植林活動などをおこなっている。過去にはADBやOXFAMからの支援を受けていたこともあるが現在は無し。JICA海外協力隊の要請も初めてとなる。郡内の主な生産物はコーヒー、キャベツ、トウモロコシ、ドリアン、アボガドなど多種に渡る。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パクソン郡は、ラオス南部に広がるボラベン高原(標高1,000m~1,300m)の中央部に位置し、年間を通じて野菜や果物の生産に適した地域であり、他の地域と比較して優位な気候条件を有している。近年ではコーヒー栽培が盛んとなり、地域特産物としての付加価値を付けた販売がおこなわれている。ただ、野菜や果物に関しては、生産や販売方法に課題が多い。郡にはベトナムとタイを東西に結ぶ国道16号線が通っており交通の要衝でもあるが、その強みを活かし切れておらず、国外からの農産物が安く流通している状況がある。そのため、ニーズに対応した農産物の生産に加え、効率よく流通・販売させるための課題を洗い出し、地域住民や組合員に対して販売促進を支援できる隊員の派遣が要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先職員と協力しながら現状を調査・把握した上で以下の活動を支援する(詳細は着任後に配属先と相談)。
1. 郡全体の農産物の生産状況、販売状況の調査、輸出入状況など、現状の市場調査をおこなう。
2. 上記市場調査を踏まえた販売促進計画を立案し、マーケティングをおこなう。
3. 農業従事者や組合員との連携を強化し、農産物販売促進のための情報共有を密におこなう。
4. 県や他郡、他県の農林局との連携を強化し情報収集をおこない、郡以外への販路拡大を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・農業局職員27名(地域開発課:3名/男性2名、女性1名)
・農業局長(50代・男性・経験約30年)
活動対象者:
・農業従事者、農家グループ:約80世帯
(農業組合員数:約120名)

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望による

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の希望による

[汎用経験]:

 ・営業や販促、商品開発の経験

 ・グループ活動や組織運営の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】