2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02425B08)

国名
ラオス
職種コード 職種
B101 水質検査
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

公共事業・運輸省

2)配属機関名(日本語)

ボリカムサイ水道公社

3)任地( ボリカムサイ県パクサン郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1999年にラオス水道公社から地方分権によって設立された公社、安全・安定・持続した水道給水および事業経営を行う組織である。ボリカムサイ県全7郡のうち給水区域はパクサン郡、カムケード郡、ボリカン郡等の7箇所である。2024年の都市部給水人口は75,843人・13,897世帯、普及率61.20%(県全体で22.83%)となっている。ボリカムサイ水道公社は技術協力プロジェクト「水道事業運営管理能力向上プロジェクト(MaWaSU 3)」(2024-2028)の対象県であり、水質測定機材や人材不足などの課題に対処している。2025年8月現在、初代隊員が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ラオス政府は、水道・公衆衛生戦略において、2030年までに都市部の人口の90%に対して安全な水を供給することを目標に掲げている。安全な水は保健省・省令「飲料水および生活用水に関する水質基準」(2014年)に定められており、水道公社は23項目からなる飲料水の水質基準を順守する必要がある。全都県水道公社はMaWaSuから全水質項目を測定できる機材類の供与、および研修を受け、配属先では、初代隊員により水質測定の定期実施のフォロー、分析手法に関する勉強会等が開かれ、水道公社の人材育成、経営改善アドバイス等の活動が行われた。これらの活動は中長期的な支援が必要であることから、後任派遣の要請がなされた。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.水質分析手法全般と分析機器の使用に関する技術指導及び助言を行う
2.検査室での基本的な操作や知識についてのマニュアル作成の補助を行う
3.検査室運営や環境整備の向上に関する提案を行う
4.データの管理や機器のメンテナンス計画について助言を行う
MaWaSu3プロジェクトや他の水質検査隊員との連携の可能性がある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

分光光度計: HACH DR1900、濁度計: HANNA HI-98703、光度計キット、pHメーター、EC メーター、Na メーター、 大腸菌検査機器、ヒ素検査機器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
総裁:男性 (日本での研修経験あり)
水質検査部門:男性3名 経験年数6~7年

活動対象者:配属先技術スタッフ

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)化学 備考:配属先業務要件のため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先の要望による

[参考情報]:

 ・学歴分野は「化学または生物」とする

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】