2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02425B10)

国名
ラオス
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農林省

2)配属機関名(日本語)

シェンクワン県農林局農業課

3)任地( シェンクワン県ペック郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先であるシェンクワン県農林局は農業振興、検疫、栽培指導等、県の農業事業全般を取り仕切る行政機関である。県内7郡を管轄し、各郡には郡事務所が配置されている。局には農業課を含む9つの課と4つのセンターがある。農業課の職員は15名で、技術管理課、総務計画課、植物保全検疫課等で構成されている。県内の郡の農林局や、NGO団体とも連携した農業振興活動にも取り組んでいる。2024年5月から、同職種の隊員が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

シェンクワン県は高原(標高1,000m前後)に位置し、年間を通じて温帯野菜の生産に適した地域であり、他の地域と比較して優位な気候条件を有しているものの、野菜の生産や販売に関しては依然として昔ながらのやり方に依存している。配属先に所属する有機農業組合員は2017年から2022年まで実施された「クリーン農業開発プロジェクト」で一定の進歩は見られたものの、市場ニーズに対応した農産物の生産や販売促進の経験は十分とは言えない。生産した野菜を効率よく流通させるため、地域の市場調査を行い現状把握およびニーズ・課題を洗い出し、組合員に対し収穫された野菜の販路開拓・拡大のための組織体制づくり、販路拡大・多様化に伴う予算管理を支援できる隊員の派遣が要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先及び郡職員(ペック郡農林局)と協力しながら現状を調査・把握したうえで以下の内実施可能な活動を支援する。
1. 農業従事者へ農産物販売促進のための情報共有を行う。
2. 市場調査を踏まえた販売促進計画を立案し、マーケティングを促進する。
3. 有機農産物の出荷・販売に向けた組織体制を強化する。
4. 売上金および予算管理のための組織体制を強化する。
5. 農産物卸先との関係を構築し、販路の拡張を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机、椅子、共用コンピューター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・農業課職員15名及び郡事務所職員
・農業課長(30代・男性・経験約15年)

活動対象者:
・有機農業組合員約150戸(構成員の大半は女性)

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:組合員の大半が女性のため

[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先の希望による

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・営業や販促、商品開発の経験

 ・グループ活動や組織運営の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

CPは日常会話以上の英語力があるため、コミュニケーションは英語でも可能。ただし農業従事者への活動ではラオス語が必要。