要請番号(JL02425B16)

2代目
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
サラワン教員養成校
3)任地( サラワン県サラワン郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
全国に8校ある教員養成校の1つで、幼稚園、小学校、中高教員養成が主な役割だが、加えて現職教員に対するアップグレード研修も行っている。配属先には就学前教育、初等教育、自然科学科、言語学科を有し、学生総数は約700名である。現在は小学校教育および理科教育の隊員が派遣されている。JICA技術協力プロジェクト「初等教育における算数学習改善プロジェクト」(2016-2023)「初等教育における算数指導力強化プロジェクト」(2023-2026)が実施されており、また、JICA無償資金協力「教員養成校改善計画」により附属小学校や中高校の校舎が2024年に完成し、教材・教具も整備されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオス政府は教員の質の向上を通じた教育の質向上へ取り組んでおり、理科教育に関しては2016年に教育スポーツ省が全国の教員養成校の理科実験室を整備すると共に実験器材を配布し、実験授業の定着を目指している。配属先では、現在、理科教育の隊員が、現地教員と共に、学生と教員が実践的な化学実験ができるよう協力を行っている。そのため、引き続き、同僚教員の実験授業の知識や生徒への指導技術の向上支援が求められており、隊員派遣の要請が出された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先と相談し、以下の活動を同僚と共に実施する。
1. 任地で手に入るもので実施可能な化学の実験を紹介する(化学実験の実施)。
2. 学習者主体の授業について、同僚教員に指導・助言する。
3. 付属校での化学の授業実施を支援する(チームティーチング)。
4. 可能であれば、授業研究の支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
化学実験室、化学実験器材
4)配属先同僚及び活動対象者
活動対象者:
・自然科学部長
・化学教員4名(20代-30代:学士を取得済)
・化学学科学生数60名
・付属校の教員、生徒など
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員養成校での指導のため
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:同僚教員を指導するため
[汎用経験]:
・理科実験の経験や薬品・器具の知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ラオスの学校年度は前期:9月から翌年1月、後期:2月から6月となっている。、6月から8月は夏期休暇期間で、各教員養成校で、現職教員のためのアップグレード研修が実施されている。