要請番号(JL02621A12)
募集終了
・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年スポーツ担当国務長官府
2)配属機関名(日本語)
東ティモール空手道連盟
3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
東ティモールでの空手道の始まりは1976年に遡り、空手道連盟は日本国大使館の協力で1999年に設立された。運営スタッフは全員で5名。国内の登録選手数は3,700名を超える。配属先は首都ディリにあるが、ディリ市内でも何カ所か空手教室が開催されているほか、各県でも空手道の練習が行われている。専用道場はなく他のスポーツと共用の体育館を使用しており、様々な流派及びレベルの競技者が一緒に練習をしている。国内では世界空手連盟ルールに基づき、ジュニアとシニアの大会が隔年で開催されており、年間予算は約30.000米ドル程度。
【要請概要】
1)要請理由・背景
東ティモールは産業化の遅れによる就職難や急速な開発に取り残される貧困層の拡大など、大多数の青少年が健全な成長、社会貢献へのモチベーションを失いつつあり、非行に走る原因ともなっている。こうした状況の中でも多くの登録会員をもつ空手道協会ではあるが、適切な指導者がおらず、今後の青少年の健全な育成と、国際的な大会でも活躍できるような人材を育成することを目指しての要請となった。一般競技者への指導と才能の発掘及び育成、指導者の養成にも期待されており、東南アジア競技大会などの国際大会での入賞を目指している。東ティモール国内での有段者は50名(6段1名、5段3名、4段4名、3段10名、2段12名、初段20名)
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 基礎レベルのKIHON/KUMITE指導、KATAについては基礎ー上級レベルの指導
2. 競技会参加選手の育成および指導
3. 指導者の育成
4. 市内にある他の道場での指導や他県にある道場の視察及び指導
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
防具約40セット(手、脛用:赤・青各20)、ボディプロテクター、キック・パンチバッド、マウスピース
4)配属先同僚及び活動対象者
現在は運営スタッフや有段者が全体を交替で指導している。配属先に集まる競技者は150名程度。
高校生が中心となるが、子どもから大人まで、初心者から有段者まで様々。
東ティモールでの空手道の主流流派は松濤館だが、剛柔流、空心流も普及している。
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(空手道三段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)10年以上 備考:安全に実技指導を行うため
[参考情報]:
・配属先では松濤館流が主流、剛柔流も可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
日本発祥のスポーツということで日本語にも興味をもっており、コミュニケーションを促進するためにも、空き時間などに簡単な日本語を教えたりしてもよいとのこと。