2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02622A08)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

大学教育科学文化省

2)配属機関名(日本語)

東ティモール国立大学 保健医療科学部 栄養学科

3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

保健医療科学部栄養学科は2015年に設立された。2018年は118名の学生が入学、現在290名以上が在籍中である。同学科も、東ティモール国が必要とする十分な水準をもつ医療人材を輩出することを目指している。講師の役割としては、1.教育(理論と実践を授業の中で行うこと)、2.研究(正規雇用の講師のみ)、3.コミュニティ・サービス・プログラム(実習の調整・モニタリング・評価)の3つがある。実習先は同国の国立/県病院・ヘルスセンターやクリニック等。学生のフィールド・スタディ(村巡回等によるデータ収集など)支援も行う。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同大学への海外からの支援は少なく、講師も少ない。現在常勤講師は1名いるのみであり、外部講師に頼っている状況である。同学部では、学生たちが経験・知識のあるボランティアから直接学ぶことで、より高い知識と技術が身につくことを期待している。現在、授業で使用する教材や資料も不足している状況であり、講義は書き取りの時間に費やされることもあり、極めて非効率である。講義や実習の質は低く、学生が得られる知識は限られているため、卒業後に病院等の現場で必要となる知識が今以上に得られるよう、協力が必要である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

講師の役割として上述した3つのうち、1.教育と、2.実習に関する活動を以下の通り行う。
1. 栄養学科のスケジュールに合わせた講義と実践授業(週5日、一日2-4時間、週10-20時間程度)状況により単独で行うこともある
※講義内容については赴任後に決定(講義はパワーポイントを使用)
2. 4年生後半に実施する実習(病院やクリニックでのインターン(約3ヶ月間))実施のほか、フィールド・スタディ(1.5ヶ月間)の調整、毎週の訪問によるモニタリングや評価
3. 中間・最終試験問題作成や学生の管理・評価など必要とされる支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プロジェクター、栄養学科のカリキュラムとシラバス、コミュニティ・サービス・プログラムのマニュアルとガイドライン、6つの教室 ※教科書は一部学生のみ購入

4)配属先同僚及び活動対象者

学科長(男性40代、薬剤師、修士、大学教授経験16年)
ほか常勤講師1名(栄養士、修士:熱帯医学専攻、経験15年) ※カウンターパート
非常勤講師 複数名(男女、学士~博士、教授経験10-15年)
活動対象者:学生(男女、1年生118名、2年生78名、3年生68名、4年生21名)

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学での指導のため修士尚歓迎

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実習も指導・監督するため

[参考情報]:

 ・管理栄養士

 ・パワーポイントで資料が作成できること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

授業は基本テトゥン語で行うが、英語のレベルが高ければ英語を使用することも可能である。全員が教科書を持っているわけではないため、データ共有等が必要となる。