2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02623B27)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青年・労働担当国務長官府

2)配属機関名(日本語)

東ティモール国立職業訓練・雇用センター

3)任地( リキサ県ティバール ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

東ティモール政府とポルトガルの協力により設立された本センターは、2004年に公的機関として認定され、青少年の職業能力向上を目指して、建築、農業、ホスピタリティ、海洋工学の分野で東ティモール全土から研修生を受入れている。USAID, GIZ, KOICA等とも協力しており、多国籍の職員やボランティアも活動している(短期滞在含む)。配属先となる農業コースには2023年1月時点でトレーナー2名と、アシスタント1名が在籍しており、およそ20名の研修生に指導を行っている。隊員派遣は2013年に始まり、2代の野菜栽培隊員が活動していたほか、PCインストラクター隊員や、料理隊員も活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

東ティモールの農業従事者は全体の65%とも言われており、農業は国を支える産業4柱の一つとなっている。その他の産業は十分に発展しておらず、青少年の雇用確保を考えた時、農業技術の訓練の提供は非常に重要である。配属先の農業研修コースは2013年に開始。研修はインターンシップを含み1年間で、センター敷地内では、野菜栽培、果樹栽培、有機肥料、自然農薬等についての実習と講義を行っており、一度に受け入れる研修生は10~20名程度である。トレーナーたちはこれまでも隊員と共に働いてきたが、知識と経験はまだ十分とは言えず、共に日々の栽培管理や農業実習をしながら指導能力や農業知識・技術を向上させていく必要がある。また、コース内容も安定していないため引き続き若い国の発展の基礎作りのために支援の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者と協力して、以下の活動を行う。
1. 野菜栽培、有機肥料、自然農薬等の知識や技術を共有する。
2. 同僚と協力し、土地に合った実際的な有機農業実習を行う。
3. 農業コース全体のマネージメントや研修計画へのサポート、助言を行う。
※現在主に栽培しているのは、レタス、トマト、ナス、チンゲン菜、ホウレンソウ、いちじく、パパイヤ、ドラゴンフルーツ等

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

トラクター、一般農機具、デスクトップPC、ドリップ潅水設備

4)配属先同僚及び活動対象者

所長: 男性、40代
研修コーディネーター: 男性、40代
農業トレーナー:30代男性、経験5年
同僚トレーナー:30代女性、経験6年
研修生は高卒以上。

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実習指導を行うため

[汎用経験]:

 ・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先からは、3回の新型コロナウイルスワクチン接種を完了した隊員の派遣を求められている。
研修生及び職員の多くは、隣県の首都ディリからバスで通っている。