2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02625B02)

国名
東ティモール
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農畜水林産省

2)配属機関名(日本語)

エルメラ農業組合

3)任地( エルメラ県グレノ ) JICA事務所の所在地( ディリ県ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は2010年に設立された、東ティモール・エルメラ県を拠点とする組織であり、約30,000名の農家が同組織に加入している。土地権利の保護と持続可能な農業の推進を目的に、農業研修、苗床設置、果物栽培による収入向上などを通じて、地域経済と農民の自立支援に取り組んでいる。また、近年はエコツーリズムやアグロフォレストりーにも力を入れている。日本のゼンショーホールディングス株式会社とも連携し、フェアトレードを通じて東ティモール産コーヒー豆の輸出支援にも関与している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

東ティモールでは若者の就業機会が限られており、特に農村地域においては農業技術、経営知識、組織運営に関する支援が求められている。配属先であるUNAERは、農民の自立支援を目的として活動しているが、若者の育成、アグロフォレストリーやエコツーリズムを活用した事業展開、協同組合の運営力強化、新規連携構築に課題を抱えている。かかる背景を踏まえ、地域農業を担う若者の育成および持続可能な組織運営体制の構築を図るべく、JICA海外協力隊の派遣が要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先同僚や地域の農家と協働して以下の活動を行う。
1.地域農業を担う若者の育成(農業技術、経営知識など)を通じて、農村部での雇用創出と自立促進を図る。
2.アグロフォレストリーやエコツーリズムをはじめとしたコミュニティベースの農業・観光資源を活用し、協同組合の運営力やサービス品質の向上を支援する。
3.新規パートナーとの連携構築や、プロポーザル等の作成支援を通じて、持続可能な組織運営体制を整え、強化する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

圃場(主に園芸作物を栽培)、ビニールハウス2棟、研修棟、PC

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
副代表(60代男性、経験年数25年)、教育分野のコーディネーター(30代男性、経験年数10年)、コーディネーター(30代男性、経験年数4年)
活動対象者:
農業研修は1学期(6か月)ごとに20名が受講
組合には約30,000人の農家が加入

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の経験に合わせるため

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・地域社会を対象とする活動の経験

 ・グループ活動や組織運営の経験

[参考情報]:

 ・農作物の栽培経験があるとなおよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(17-~28℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

隊員が居住する住居は、単身用住居またはホームステイとなる。