2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02625B05)

国名
東ティモール
職種コード 職種
C101 食用作物・稲作栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農畜水林産省

2)配属機関名(日本語)

ボボナロ見クダ・ウルン農業支援センター(CAAKUB)

3)任地( ボボナロ見マリアナビラ ) JICA事務所の所在地( ディリ県ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

CAAKUB(Centro Atendimentu Agrikola Kuda Ulun Bobonaro)は、東ティモール西部のボボナロ県マリアナ郡に拠点を置く農業支援団体であり、地域農家の生計向上と国内産米の流通促進を目的に活動しています。主な事業は、コメのバリューチェーン(生産、精米・加工、流通、販売・消費)の構築・強化である。現在、県内の5つの村において28の稲作農家グループ(合計約300名の農家)を管轄しており、地域に根ざした支援体制を構築している。農。これまでJICAの技術協力プロジェクト「農業マスタープラン・灌漑開発計画策定プロジェクト」および「国産米の生産強化による農家世帯所得向上プロジェクト」に参画しており、JICAの支援に対する理解と協力姿勢も高い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

東ティモールでは、国産米の生産量は徐々に増加しているものの、流通体制や販売戦略の未整備、消費者の認知不足などにより、農家の収入や国内自給率の向上には十分に結びついていないのが現状です。特に、黒米・赤米など栄養価の高い品種の普及には課題があり、保健分野との連携も求められている。
配属先は、これまでJICA等の支援を受けてコメのバリューチェーン(生産、精米・加工、流通、販売・消費)の構築・強化してきてた。これらの活動をさらに強化するため、生産面はもちろんのこと、販売促進、マーケティングの分野においてJICA海外協力隊員の要請がなされた。隊員の参画により、地域農家の自立支援と持続可能な農業経済の構築が期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚とともに以下の活動を行う。
1.配属先が管轄する農家を定期的に訪問し、コメの生産性向上に向けた栽培技術の指導や、農業経営に関する助言を行う。
2.収穫されたコメの流通経路や販売先の拡大に向けて、マーケティング調査を実施し、販路開拓や販売戦略に関する助言を行う。
3.可能な範囲で、精米機・脱穀機などの農業機械や加工機械の使用方法、日常的なメンテナンス方法についての指導・サポートを行い、機械の適切な活用による作業効率の向上を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

脱穀機6台、籾摺り機3台、精米機1台、包装(袋詰め)機1台、製粉機1台。その他、各農家グループには耕運機やトラクターなどがある。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
代表(60代男性、経験年数40年)
総務経理担当(20代女性、経験年数6年)
会計担当(20代女性、経験年数1年)
活動対象者:
稲作農家約300名

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚の経験と合わせるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚の経験と合わせるため

[汎用経験]:

 ・グループ活動や組織運営の経験

 ・営業や販促、商品開発の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

隊員が居住する住居は、単身用住居またはホームステイとなる。
JICAが実施したプロジェクト