2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02625B06)

国名
東ティモール
職種コード 職種
F113 マーケティング
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会連帯インクルーシブ省

2)配属機関名(日本語)

東ティモール視覚障害者施設

3)任地( リキサ県ティバール ) JICA事務所の所在地( ディリ県ディリ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2011年に創立され、①アドボカシー、②視覚障害者のためのトレーニング(点字学習)、③インクルーシブ社会の啓蒙、④施設の強化、⑤施設運営資金のリサーチ、⑥経済的自立のためのエンパワーメントを運営の目標として活動している。障害者は主に10~40歳くらいまでで、東ティモール全国から入所してくる。職員は17名、トレーニング指導者11名(いずれも視覚障害者がほとんど)、トレーニングセンターで学習している障害者は約50名。(男女比ほぼ5:5)全員センターの寮に入寮している。開所は月~金曜日、8:00.~17:00まで。3か月に1度復習テストを実施し、テストが終了すると2週間の休暇期間がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

政府からの予算で運営を行っているが、十分ではない。あらゆる可能性を求めて国内外からの支援を得て運営している。ドイツのNGOからの支援が不定期にあり、2022年には日本大使館の草の根・人間の安全保障無償資金協力により現在のセンター建物が建てられた。今後も、限られた予算でセンターを運営していく必要があるが、現状の職員ではアイデア等が限られている。センターをより強固な機関とすることを目指し、他機関から支援増加、障害者が運営できるビジネスのアイデア出し、効率的なセンター運営等の指導を求めて今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.障害者施設のよりよい運営のための支援を行う。
2.他機関からの支援増加のための宣伝、具体的にはファンドレイジングを目的とした広報活動を、施設スタッフとともに行う。(障害者施設やインクルーシブ社会の紹介、アドボカシー強化、運営協力支援を得るため他機関等へプロポーザルを作成する)
3.障害者ができるビジネスのアイデアを募り実践する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子等を含むの執務室

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:施設の職員17名(男女20代~50代、視覚障害者7名、健常者10名)
トレーニング指導者11名(男女20代~40代)

活動対象者:施設職員17名(男女20代~50代)
トレーニング指導者11名(男女20代~40代)
視覚障害者の訓練生約50名(男女10代~40代)

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:施設の運営管理を指導するため

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:現地職員を指導するため

[参考情報]:

 ・視覚障害者との活動経験があると望ましい

 ・視覚障害者ガイドヘルパー講座修了がよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

視覚障害者のための施設運営改善のために、「だれ一人取り残さない」を共に目指してくださる方であれば、どなたでも歓迎。
隊員の居住する住居は、単身用住宅またはホームステイとなる。