2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02625B08)

国名
東ティモール
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

8月30日中等学校

3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ県ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ディリ市内に位置する公立の基礎教育機関であり、初等教育および前期中等教育を提供している。全校生徒数は1,851名、教員数は63名で構成されており、地域の教育ニーズに応える重要な役割を担っている。午前18クラス、午後18クラスの二部制を採用している。
1999年8月30日の東ティモール独立に関連する歴史的な日付にちなんで命名されており、地域住民の誇りと教育への意欲を象徴する存在である。教育内容は国定カリキュラムに基づき、ポルトガル語およびテトゥン語による授業が行われている。政府からの支援により、PCルームや理科実験室などの教育設備が充実している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

東ティモールでは独立以降、児童数の増加、教員や校舎の不足、教育制度の未整備、複雑な言語環境などが重なり、教育システムの整備が遅れている。体育教育にも力を入れているものの、教員の指導技術が未成熟で、座学中心の授業が多く、児童が十分に身体を動かす機会を得られていない。こうした背景を受け、JICA東ティモール事務所では2014年より高校を中心に体育隊員を派遣してきた。配属先側にはスポーツ活動の充実を図りたいという強いニーズがあるが、体育教員の不足により授業の質にも課題があり、実技指導の強化が求められている。これらの状況を踏まえ、今回JICA海外協力隊の要請が提出された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚の教員たちと協働して以下の活動を行う。
1.体育教員と協力し、児童への体育授業を実技中心に実施する。
2.学校内でのスポーツイベントやクラブ活動などを教員とともに企画・実施する。
3.体育教育の質向上を目的に、実技を取り入れた指導方法や授業内容の改善を提案する。
4.必要に応じて、児童に対する基礎的なICT教育の支援も行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

グラウンド(バスケットボールコート程度)、ボールなど

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:体育教育3名
・50代男性、教員経験26年
・50代男性、教員経験14年
・30代男性、教員経験1年
活動対象者:
全校生徒約1800人

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)体育 備考:教員になるために必要

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:同僚の経験に合わせるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

隊員が居住する住居は、単身用住居またはホームステイとなる。