2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02625B09)

国名
東ティモール
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

コバリマ県教育局

3)任地( コマリマ県スアイ ) JICA事務所の所在地( ディリ県ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はコバリマ県における教育省管轄の行政機関であり、県内の住民の学力向上に努めている。局内の職員は27名。総務部、教育支援部、インフラ及び保守部、インクルーシブ教育部、データおよび計画部に分かれている。実施している業務は、①県下の学校の教育省カリキュラム順守の管理、②教員の育成、③教員及び学校の監視と評価、④親の関与調整、等。他機関からの支援は、不定期にUNESCOやオーストラリアのNGOによる物的及びセミナー等の支援がある。これまで同県へのJICA海外協力隊の派遣はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

近年、教育省は初等教育における算数強化に力を注いでおり、それをJICAに強く期待している。各学校への算数指導の隊員の派遣はすでに始まっており、地方へも展開し始めた。当国の教育の課題は、公用語のポルトガル語とテトゥン語が混在することや、生活言語として独立前に使用していたインドネシア語の継続、教科を指導する教員の年齢層が独立抗争時代に十分な教育を受けていないことと等、盛りだくさんある。アセアン諸国が大きく発展する中、当国のみ抜きん出て教育レベルが低いため、教育大臣をはじめとしてその向上は悲願となっている。まずは、算数の基本である四則計算を徹底して指導するため、今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1. 算数の指導を行う。特に、小学校低学年の四則計算が正しくできるよう徹底的に指導する。
2. 教育局、教育支援部の職員とともに、県内の2~3校を巡回し、学校の教員とともに授業を支援する。
3. 教員を対象とした勉強会を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子等のある執務室、等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:教育事務所教育支援部職員(男性、30代、国立教育研修研究所より出向)1名
その他の職員(男女、20~50代)約25名

活動対象者:上記教育支援部職員
その他巡回先学校の教員(男女、20~50代)多数

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:教育分野で指導するため

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:教育分野で指導するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

隊員が居住する住居は、単身用住居またはホームステイとなる。
停電や断水、インターネットのアクセスも悪い中、現地の人と関係を重視して生活できる明るい人物が期待されている。