2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02721A08)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

トゥアティエンフエ省人民委員会

2)配属機関名(日本語)

障害児・遺伝相談基金(FGCDC)
NGO

3)任地( トゥアティエンフエ省フエ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

フエ薬科大学の准教授が代表を務めるNPO。心臓、脳腫瘍、水頭症、口裂症等の手術費用の補助や、交通費用、宿泊先の提供や、重症で緊急性の高い傷病(髄膜炎、脳症、やけど、栄養失調)の治療(投薬)と支援を実施している。リハビリテーションプログラムでは3か月集中ケアや家族への指導を行うほか、貸付、就労支援、就学前教育、特別支援教育、無農薬農場経営、遺伝相談も行っている。予算は2000万円/年間、財源は寄付と無農薬農業収入。独国GIZの専門家や独国、濠国、仏国から短期ボランティアも受け入れている。2019~2021年にかけて初代の障害児・者支援隊員が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

就学前教育の2センター(約30名在籍)、特別支援学校1校(5クラスで約70名在籍)にて、自閉症、ADHD、行動障害、知的障害の児童への教育や、ヘルスワーカー、幼稚園教諭、特別支援学級教諭の能力強化も実施しているが、支援スタッフは障害児者専門の教育を受けておらず経験も乏しい。授業内容は単一的になりがちであり、児童生徒の不適切な行動に対し教員によって異なる支援をしてしまうが故に状況が悪化してしまうケースも散見される。このような状況下にて、初代隊員は現地教員が多様な授業・支援が行えるよう事例紹介や勉強会を開催し、継続した協力のため後任要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

6歳から27歳まで含まれるクラスのうち、隊員の得意分野に合わせて支援するクラスを決め以下を行う。
1.現地教員と一緒に生徒の障害についての意見交換や、実践的な日常業務を通じて、支援方法の助言を行う。
2.年間の授業計画の作成支援や、現地にある材料で作る教材・教具を紹介する。
3.可能な範囲で同職種隊員や同任地隊員との勉強会やイベント開催などを夏季休暇期間中に実施する(8月上旬)。
4.生徒が休み時間に遊ぶレクリエーションを考える。
5.生徒の就労に結びつくような職業訓練支援(現在は縫製クラスが実施:約10名)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

TV、スピーカー、遊具(バランスボール、フラフープ、パラシュート、サッカーボール)、教材を作るための消耗品(文房具、紙等)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:事務局長(男性)フエ薬科大助教授/医師
副事務局長(女性)、特別教育教員約10名(20-40代女性、経験年数2-15年)、就学前教育教員2名(30-40代女性、経験年数4-10年)、理学療法士(30代、短大卒(理学療法)、経験年数3年)

活動対象者:6歳から27歳まで

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:現地教員と同等の学歴が必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な指導が求められる

[参考情報]:

 ・自閉症児教育に携わった経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】