【配属機関概要】

3）任地（ バリアブンタウ省バリア市 ） JICA事務所の所在地（ ハノイ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+ﾊﾞｽ で 約 4.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は産業人材の育成を目的に、1998年に専門学校として設立され2006年に職業高等学校、2010年に職業短期大学に昇格した。電気、機械、情報技術の3学科で構成されている。 中学校卒業者用24ヶ月コース、高校卒業者用36ヶ月コース、職業訓練初級・中級コース等の他、短期の職業訓練も行っている。生徒数は約4,000名、教師数は170名。年間予算は約175億ベトナムドン(約8800万円)。2013年より公益財団法人シーセフ(旧名:一般財団法人カンボジア国際教育支援基金)のボランティアが派遣、講師の人材育成にも取り組んでいた。JICA「職業教育及び訓練強化事業」にて機材供与。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同短大は、バリアブンタウ省およびその周辺地域における産業人材育成機関としての役割を担っており、そのため、実習場、機材は充実しており、実習時間は全授業数の60%を占めている。卒業生の就職率は95%であり、即戦力としての人材育成が企業側からも期待されている。そのような背景の中、同短大では金属切削加工技術を主要な職業訓練コースとしており、毎年約200名が同コースに登録している。設備面では、機材を導入してコースの充実を図っているが、講師の技術面が十分とは言えないため、経験を有する隊員の派遣を希望している。隊員には、講師の能力向上支援および、生徒への指導が期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚講師とともに以下の活動に取り組む。
1.学生を対象に各種工作機械を使用した実習指導。特に、外資系企業への就職を目指した、プラスチック成形のための金型設計、製造のコースへの支援が期待される。
2.同僚講師とともに実習方法の検討を行う。
3.同僚講師の技術能力向上支援、5Sの指導も期待される。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

CNCフライス盤、CNC 旋盤、CNCワイヤーカッター、精密高速旋盤,万能フライス盤

4）配属先同僚及び活動対象者

機械学科(金属加工)
講師:5名/20-40代/大卒、修士
約200名の学生

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

(機材続き)自動平面研削盤,Automatic hydraulic cylinder griding,Molding,Drilling,EDM
住居は、寮もしくはホームステイの可能性あり