要請番号(JL02722A16)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働傷病兵社会省
2)配属機関名(日本語)
越日外語工科短期大学
3)任地( バクニン省バクニン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
越日外語工科短期大学は労働傷病兵社会省の下部組織であり、グローバル人材育成を目的として2006年に設立された3年制の高等教育施設である。外国語とビジネスを始めとした実践的な教育を行っており、日本語・韓国語・英語・中国語・IT・経営管理・経理を含む9学部を有する。教員数は約80名、学生数は約1,000名。日本語学部は2006年に設立され、現在は教員4名が学生61名に日本語・日本文化を指導している。授業は月~金曜日に行われ、学年によっては午前・午後の2シフト制としている。日本語学部の学生の他、英・中・韓国語学部生が第2外国語として日本語を学習している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は多くの日系企業があるバクニン省の工業団地に位置しており、学生は卒業後にこれらの日系企業での就業機会に比較的恵まれていることから、近年は日本語学部への入学希望者が増加傾向にある。同短期大学はこうした地元企業からの日本語人材のニーズに応え、また高度日本語人材の育成により学生が更なる就業機会を得ることを望んでいる。そのために戦略的な日本語人材育成の必要性を認識しているものの、教師の教授経験の浅さからこれらに十分に応えられていない。授業内容を始めカリキュラムやシラバスの改善も課題であり、こうした背景から隊員の要請に至った。なお同短期大学には付属高校があり、ここでも日本語教育が実施されているが、隊員は高校での授業は実施しない。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は同僚と共に以下の活動を実施する。
1.ネイティブの強みを活かした、会話・発音・作文等の授業の実施。週12~15コマ程度1コマ50分)。
※配属当初の学期は教員または学生アシスタントがチームティーチングとして参加予定。
2.カリキュラム・シラバス改善のための支援
3.同僚教師の教授能力向上のための支援
4.その他学部運営のための支援(副教材の選定や作成、イベント実施等)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
主な教科書:『Daichi Nihongo』ほか
その他:PC、プリンター、コピー機、プロジェクター、文房具などの一般事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・学部長:女性/40代/経験約16年/N1
・同僚教師:3名(男性2名、女性1名/20-30代/経験2-6年/N1、N2/全員日本留学及び研修等の訪日経験有り)
活動対象者:日本語学科の学生(1年生25人、2年生18人、3年生18人)
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴レベルに合わせるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)