2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02723B13)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ダナン市人民委員会

2)配属機関名(日本語)

ダナン枯葉剤被害者協会(VAVA)

3)任地( ダナン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ベトナム戦争時に散布された枯葉剤による被害は複数世代に及んでおり、ダナン市における枯葉剤の被害を受けた障害児・者は約5,000人(ダナン市労働傷病兵社会局調べ)。配属先の母体であるベトナム枯葉剤被害者協会は、2004年に首都ハノイに設立され、53省に約6万人の会員を持ち、ダナン市では2005年から活動を開始した。市内(第1施設)と郊外(第3施設)に施設を有し、合わせて約100名の利用者に対し自立支援を行っている。公的な支援に加え、ユニセフや国際交流NGOピースボートなど、国内外からの支援により運営されている。2016年より隊員を派遣。現在は3代目隊員が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属される郊外の第3施設には、6~45歳の約70名の障害児者が登録し、1日約40名が通所利用している。利用者の多くは軽・中度の知能障害・ダウン症、聴覚障害者である。職員4名が日常生活や裁縫等の軽作業等の指導に取組んでいるものの、障害児者支援について専門的に学んだ者はおらず、活動内容の改善・向上が不可欠である。隊員には、利用者への直接的な支援活動と、活動を通じた同僚への知識・技術の共有が期待されている。歴代の隊員が、集団生活におけるルールや社会性向上のための環境作り、利用者が主体的に参加できるアクティビティの開発等に取り組んでいる。引き続き、障害の程度に応じた支援の提供を目指し、後任隊員の要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の一員として以下の活動を実施する。隊員は日常的に第3施設にて活動する。
1.中度の知能障害、ダウン症児・者を対象に、学習や自立活動、日常生活の指導を実施する。
2.上記1の活動を通し、同僚へ障害児者の支援方法について共有し、知識・技術の向上を図る。
3.イベント開催等の施設内活動全般に参加し、可能な範囲で支援する。
4.可能であれば重度肢体不自由児へのケア、彼らの保護者への支援を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、おもちゃ、農園など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
VAVAダナン副所長(30代、大卒)
第1施設副局長(50代/短大卒)
第3施設副局長(30代/単科大学卒)
第1施設は10名、第3施設は11名

活動対象者:枯葉剤被害による障害者

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:C/Pと同レベル

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:保護者や教員との対応に必須

[参考情報]:

 ・障害者施設での勤務経験2年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~38℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

主となる配属施設(第3施設)がダナン郊外約20Kmに位置し近隣に適切な宿泊施設がないため、ダナン中心部に居住し、通所児・者と共に施設バスにて片道1時間弱かけて通勤する。