要請番号(JL02725B18)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
クアンニン省人民委員会
2)配属機関名(日本語)
クアンニン社会保護センター
3)任地( クアンニン省バンザイン地区 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当センターは、2008年に設立されたクアンニン省人民委員会保健局に所属する公的機関であり、法律に基づいて社会的支援を必要とする方の保護、住環境・リハビリテーション療法・職業訓練・生活技能・職業訓練・社会活動を提供する。4つの建物からなりそれぞれ、事務所兼リハビリ提供施設、利用者居住棟などに分かれている。居住可能人数は最大240名、施設利用者に社会福祉サービスを提供し、社会保護を必要とする人々(子供を除く)や住民を支援する。
NGOや他の団体からの運動療法器具や施設利用者への寄付などの支援を受けている。看護師、心理療法士、栄養士などのスタッフが合計64名在籍。年間予算は約1,000万円
【要請概要】
1)要請理由・背景
入所者約160名のほとんどが高齢、身体障害、精神疾患などを持ち、その多くは運動療法室まで自己歩行可能であるが、寝たきりの方へはリハビリテーション技術者が直接利用者の部屋へ行きリハビリテーションを提供している。また、同技術者は短期大学にてリハビリに関する短期トレーニングしか受けておらず、上肢や肩を動かすなど基本的なリハビリテーションの提供に限られている。同国では高齢者層へのリハビリテーションのニーズが益々高まっていくが、理学療法の知識経験を持つ者が少ないため、知識の共有や効果的なリハビリテーション実施が隊員に期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.主に高齢者と運動機能障害の施設利用者に対して、同僚とともに理学療法を実施する。(日本の老人ホームでのリハビリをイメージした支援)
2.患者への日々の臨床活動を通して、同僚の理学療法の知識や技術の向上を目指す。
3.その他配属先が希望している活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
運動療法室、平行棒、フィットネスバイク、PTマルチエクササイズチェアなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
リハビリ技術者(4名:男性2名、女性2名)
活動対象者:高齢者、脳卒中、認知症、運動機能障害のある施設利用者
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)保健医療 備考:C/Pが大卒
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要
[参考情報]:
・年齢制限に関しては特記事項参照
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・施設内の利用者が使用している同じタイプの部屋の提供
・患者とのコミュニケーションに使用する活動言語(ベトナム語)の習得が必須であり、かつ非常に困難であるため、45歳以上の場合は、ベトナム語や中国語等の類似言語などの語学能力についても選考において考慮される。





