2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02725B21)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育訓練省

2)配属機関名(日本語)

ダラット大学

3)任地( ラムドン省ラムビエン・ダラット地区 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ダラット大学は1957年にベトナム中央高原に設立された歴史ある国立大学であり、物理学・科学・生物学・農林・経営管理・文学・外国語・国際学など19学部、44学科からなる。大学の学生数は約13,000名、教員数は約500名。外国語学部に英語学科、国際学部にベトナム・韓国・日本・国際学科が設置され、日本語教育は2007年に開始された。2025年9月時点で日本学科の学生数は約140名、教師は4名であり、8月中旬と1月中旬開始の2学期制である。
日本学科では、短期・長期隊員計4名が派遣され、4代目の長期隊員が2026年8月まで活動予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同市では2005年より日系企業による観光リゾート開発支援が開始され、2014年には日越農業協力対話による同省への日系企業の誘致支援が実施されたことにより、学科卒業生の日系企業への就職機会が増大し、現地日本語人材の需要が急速に拡大した。同大学の日本語教育には高い期待が寄せられたが、需要の高まり(学生数の増加)に合わせ新人教師を雇用する状況が続いている。学科長以外は経験の浅い教師であり、日本語運用能力が低い。また、同市には在留日本人が少なく、学生がネイティブの日本語に触れる機会は少ない。こうした状況から、学生への直接授業と同僚若手教師の教授能力向上のための支援を行うことで、学科の日本語教育の質を向上を目指すため、協力隊員の要請があった。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

隊員は配属先上司、同僚と共に以下の活動に取り組むことで日本語人材の育成に貢献する。
1.学生への直接授業(初・中級の会話と作文等)
2.若手教師の日本語教授能力向上支援(教案作成、副教材選定、テスト問題作成支援など)
3.学生による日本語に関する課外活動の実施支援
4.その他、日本語関連イベント実施支援等日本学科の運営補助に関し可能な限り柔軟に対応する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コピー機、プリンター、プロジェクター。主教材は『みんなの日本語Ⅰ・Ⅱ』

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
日本学科長(40代/日本で博士号取得/経験16年)、
教員:常勤4名(20-40代/N1-2/学士/経験3-11年)

活動対象者:学生141名(1年35名、2年34名、3年33名、4年39名)

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴程度に合わせるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:若手教師への支援のため

[参考情報]:

 ・年齢に関して特記事項参照

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動は日本語でも可能であるが、学生・同僚とのコミュニケーションや生活においてベトナム語を用いることもあり、ベトナム語学習が必要。しかしベトナム語は習得が非常に困難なため、45歳以上の応募者はベトナム語や中国語等の類似言語の語学能力、国内外での多文化共生における国際協力経験などが選考において考慮される