要請番号(JL02725B24)
募集終了
2代目
| ・2026/1 ・2026/2 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
クイニョン大学
3)任地( ザーライ省ナムクイニョン地区 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
クイニョン大学は、ベトナム中南部ザーライ省にある国立大学である。ザーライ省は鉄道を含む陸路・海路・空路の中継地として近年工業団地の開発が進んでおり、観光開発も積極的に行われている。大学には、IT、自然科学、経済・経理、師範、人文社会科学等の13学部があり、学生数は約1万3千名、教職員数は約550名、2学期制でそれぞれ開始時期は8月中旬と1月中旬である。2018年度より人文社会科学部東洋学科日本コースにて日本語教育が開始され、2023年から長期隊員1名が活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
近年ザーライ省では、観光や投資誘致に力を入れ、工業団地の開発や観光地整備が進んでおり、12社の日系企業が進出している。同大学は、地域唯一の日本語人材育成機関として、同省人民委員会からも高い期待が寄せられており、人文社会科学部東洋学科日本コースの専攻学部生に対して日本語教育が提供されている。しかし、教師の日本語教授経験が浅く、学科としての教授体制にも十分でないことから、継続して隊員の派遣が要望された。現在の大学卒業時の目標はN3レベルであり、派遣中隊員は授業内容や方法の体系的な改善に取り組んでいる。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
以下の活動に取り組むことで、大学による地域の日本語人材育成を支援する。
1. 学生への直接授業(会話と聴解、作文等を想定。担当授業時間目安は一コマ50分、週15コマ前後を想定)。
2. 同僚教師の日本語運用能力・教授能力向上支援(教案作成支援、テスト問題作成支援、勉強会実施等)。
3. 学科による日本語教授体制の充実支援(教材選定・作成、シラバス改善支援等)。
4. 日本語関連イベント実施支援、及び学科運営補助に関し、可能な限り柔軟に対応する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、プリンター等一般事務機器、プロジェクター、『みんなの日本語初級』、『トライN3』、『耳から覚える語彙N3』、『初級読解問題55』、『なめらか日本語会話』、『日本のくらしと文化』
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・人文社会科学副部長(男性/修士/30代、英語可能)
・常勤教師2名(男性/30代/修士/N1/経験10年、女性/20代/学士/N2/経験1年)
活動対象者:学部生60名(1年15名、2年18名、3年12名、4年15名)
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と学歴程度を合わせるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務上必要
[参考情報]:
・年齢に関して特記事項参照
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動は日本語でも可能であるが、学生・同僚とのコミュニケーションや生活においてベトナム語を用いることもあり、ベトナム語学習が必要。しかしベトナム語は習得が非常に困難なため、45歳以上の応募者はベトナム語や中国語等の類似言語の語学能力、国内外での多文化共生における国際協力経験などが選考において考慮される。クイニョン大学HP



