2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04521A05)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H115 医療機器
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

国立医科大学付属モンゴル日本病院

3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

モンゴル国立医科大学付属病院に位置付けられる同院は、高水準の運営管理及び質の高い医療サービスの提供を目的に、日本政府の無償資金協力事業によって整備された(2019年開院、2020年入院開始)。同院は、モンゴル国初の教育病院として機能し、周辺住民約7.5万人の医療を担っている。現在JICA技術協力プロジェクト(特記事項参照)が実施中であり、日本式の患者中心の患者に寄り添う医療サービスの導入・提供を目指している。内科、外科、小児科、救急科、リハビリ科、循環器科、泌尿器科等、全28科が設置されており、病床数166床、職員数520名、年間予算約10億円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴル国において臨床工学技士(以下、CE)は、養成校卒業後、2-3年間病院で現場実習(以下、OJT)を受けた後に資格を取得するが、OJTにおいて適切な指導がないまま現場を任されていることが多い。高水準の医療サービスの提供を目指し、日本の医療現場と同等の医療機器が整備された同院においても同様の状況が生じており、医療機器が安全かつ効果的に活用できていない。このような背景から、CEや実習生と協働しながら、日本の医療現場における知識・技術を伝え、指導・教育できる隊員の要請が提出された。隊員が現場で課題に取り組むことで、CE及び実習生の能力が向上し、医療機器運用において日本基準が導入されることが期待されている。





2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚と共に医療機器全般の日常点検、定期点検、保守・管理を行う(故障の発見と修理の可否判断等も活動に含まれる)。
2.安全運用を目的として、同僚に対し、医療機器の構造や正しい取り扱い方法等を教育指導する。
3.CEが作成中の各種医療機器マニュアルについて、助言する。
※活動において、人工心肺装置等リスクの高い生命維持装置の直接操作はしない。
※活動において、内シャント(VAアクセス)への穿刺等、身体への侵襲行為は行わない。






3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

MRI、CT、麻酔器、除細動器、人工呼吸器、心電図モニター、血管凝固装置等、日本の総合病院にある一般的な医療機器は整備されている

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先の同僚 : CE4名(30代、実務経験6~15年)、実習生8名(20代、実務経験1~2年)
活動対象者 : 主に実習生
※業務は4チーム(各チームCE1名、実習生2名)に分かれて担当。四半期ごとに各チームの担当業務が替わる。

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)工学 備考:高い専門知識が求められるため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく指導が求められるため

[参考情報]:

 ・臨床工学技士が望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・無償資金協力事業「日本モンゴル教育病院建設計画」
・技術協力プロジェクト「日本モンゴル教育病院運営管理及び医療サービス提供の体制確立プロジェクト」(2017-2022)