2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04522A17)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ウランバートル市保健局

3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、人口約145万人を有するウランバートル市の医療政策を実施・管理する機関であり、市内の保健医療施設(保健センター9施設、総合病院4施設、産科病院3施設、専門病院5施設、村保健センター4施設、家庭クリニック142施設)を管轄する。年間予算は2.2億円。総務課、医療支援課、公衆衛生課、統計・情報課、経理課の5課から構成され、全職員数51名。配属される医療支援課は職員14名で、ウランバートル市が管轄する保健医療施設の運営管理を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

近年、モンゴル国政策により、全国の専門病院、総合病院、保健センターにおいて脳卒中、心筋梗塞に特化した専門科が整備されている。当該政策に伴いリハビリのニーズが高まることから、同局では、管轄する総合病院及び保健センターのリハビリ科の理学療法士(以下、PT)を増員中である。しかしながら、同国では2011年にPTの第1期生が、2018年に作業療法士の1期生が輩出されたばかりであり、実務経験豊富なリハビリ人材は少なく、実務経験の浅いPTが現場を任されているケースが散見される。このような背景から、首都におけるPTの能力向上及び理学療法の普及を目的として、JICA海外協力隊の要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 配属先が管轄する医療施設(主に13施設)を必要に応じ巡回し、患者に対し、個別評価に基づいた理学療法を行う。
2. 巡回先のPTに対し、理学療法評価の指導を行う。
3. PTを対象に、日本の理学療法について、勉強会やセミナーを行う。
4. 理学療法士の観点から、リハビリ設備等につき助言をする。
*マンパワーとしての活動が求められる場合がある
*脳卒中患者等の身体障害領域の理学療法が中心となる

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各施設のリハビリ室、プラットホーム、平行棒、牽引器、トレッドミル、エルゴメーター等リハビリ用の機材全般

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
伝統治療・リハビリ担当職員(40代女性、医師、2017年から同局に所属、実務経験21年)
活動対象者:
同局が管轄する医療施設(保健センター9施設、総合病院4施設)属するPT(14名)、患者

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はモンゴル語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく指導が必要
    (指導経験)2年以上 備考:経験に基づく指導が必要

[参考情報]:

 ・身体障害領域での実務経験3年

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

*日常会話レベルのモンゴル語が活動上必要となるため、現地語学訓練を実施予定である。
・家庭クリニックとは、公立の一次レベルの医療施設(診療所、クリニック、医院)のことである。
・ウランバートル市保健局のホームページ https://mn.emg.ub.gov.mn