2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04522A34)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・科学・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ウランバートル市第70学校

3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1977年設立の障害児教育学校で、主に知的障害児に対して、教育、言語や運動障害の改善、職業訓練を行っている。生徒数約350名、教職員数約70名、年間予算約4千万円。ウランバートル市内に計6校ある障害児教育学校(知的障害児4校、聴覚障害児1校、視覚障害児1校)のうちの1校(知的障害児校)。同校は小中一貫校となっている。JICA技術協力プロジェクト「障害児のための教育改善プロジェクト(2015~2019年、特記事項参照)」のパイロット校の1つとして、障害児の教育改善に取り組んだ。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルでは2016年に障害者権利法が制定され、障害者支援が活発になってきているが、障害児教育分野の人材育成は、近年国立教育大学に障害児教育学科が設置されたばかりであり、専門教育を受けた教員は少数にとどまっている。1977年設立と40年以上の歴史のある同校では、海外で障害児教育を専攻した教員が現在4名いるものの、うち3名は1~2年後に定年を迎える。また、大学で1年間の障害児教育コースを受講した教員は9名で、他の教員は短期研修を受けて指導に当たっている。上述の通り、技術協力プロジェクトのパイロット校として教育改善に取り組んできたが、その定着や更なる改善のため、JICA海外協力隊が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 障害児学級の生徒に対し、現地教員と共に授業を実施する。
2. 教員に対し、障害児教育の教材作成について助言する。
3. 教員に対し、障害児に対する教育や接遇、安全配慮等について助言する。
※ 可能であれば、保護者に対し、家庭での障害児の療育について助言する
※ 小学校9:00~13:20、中学校9:00~14:50
※ 主な障害種別:自閉症約80名、脳性麻痺約50名、ダウン症約40名等
※ 近年は自閉症やダウン症の生徒が増えてきている

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
教員39名、補助教員10名、24~56歳
言語聴覚士(50代女性、経験27年)
伝統医療医師(40代女性、経験12年)
ソーシャルワーカー(40代女性、経験12年)
活動対象者:
生徒数約350名

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はモンゴル語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚との学力水準に合わせるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言を行うため

[参考情報]:

 ・特別支援学校での経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

*日常会話レベルのモンゴル語が活動上必要となるため、現地語学訓練を実施予定である。
JICA技術協力プロジェクト「障害児のための教育改善プロジェクト」 https://www.jica.go.jp/project/mongolia/013/index.html