2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04522B15)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

リハビリテーション病院

3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1989年設立、モンゴル国に3ヵ所あるリハビリテーション(以下、リハビリ)専門病院の内のひとつ。首都ウランバートル市の管理下にあり、回復期のリハビリを行う175床の公立病院である。当国の制度上、入院は1回あたり10日間であることから、1ベッドあたり3名/月の患者(月平均500名強)が入院する。主に理学療法、作業療法、運動療法、伝統療法(吸玉、天然泥等を用いた治療)を実施。作業療法を受ける患者数約30~35名/日、理学療法を受ける患者数約130名/日。職員数85名(内リハビリ医師12名、作業療法士3名、理学療法士7名、看護師24名)、年間予算約2.5億円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴル国では脳血管障害や外傷の患者が増加しており、リハビリに対する需要が拡大している。しかしながら、当国では2018年に作業療法士が新たに輩出されたばかりであり、作業療法士は未だ30名程度しかおらず、実務経験豊富な人材はいない。そのため、作業療法士の知識と技術の向上が喫緊の課題となっている。当院は当国の作業療法を牽引する専門医療機関として、ガイドラインに基づき作業療法を実施しているものの、作業療法士の実践的知識や技術は十分とは言えない。このような背景から、経験の浅い作業療法士たちに日本の実践的な作業療法の知識と技術を紹介・指導し、質の高い作業療法の普及に貢献できるJICA海外協力隊の要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 主に脳卒中や外傷などの身体障害領域疾患のある患者に対し作業療法を実施する。
2. 治療を通じて同僚に対し個別評価に基づく作業療法を紹介・指導する。
3. 患者とその家族に対し日常生活での練習や注意点について助言する。
4. リハビリ関係者に対し、リハビリ知識と技術の向上を目的としたセミナーを行う。
5. 作業療法の認知度を高めることを目的とした広報活動に協力する。
6. 作業療法に関係する調査を行う際には協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

作業療法用機材全般(サンディングボード、ペグボード、ソフトボール、投げ輪等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚 : 主に作業療法士3名(女性、20代、2名は実務経験2-4年)。 アドバイザー(女性、30代、リハビリ医師、日本で作業療法を修学、現在作業療法養成校講師兼任)

活動対象者 : 同僚及びリハビリ関係者、患者(成人のみ)

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・同配属先では理学療法隊員の要請も出されていることから、理学療法士隊員との連携が期待される。