2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04522B16)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

バガノール区教育科学課

3)任地( ウランバートル市バガノール区 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

バガノール区は首都ウランバートルの飛び地で、首都の東約130kmに位置する。1980年に設立された同課は区の教育を管轄する中枢機関。国立の12年制学校(小中高一貫校)3校及び幼稚園7園を管理する。年間予算は約4,500万円。職員は5名。主に教員に対する専門指導や能力向上のための助言、地域住民への教育情報の提供を行っている。3つの学校のうち、2校については一部の校舎がJICAの無償資金協力により建設された。米国平和部隊、KOICAの受け入れ実績あり。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同区は炭鉱の町で、高校卒業後に理系の大学や専門学校へ進学を希望する者が多いため、理科教育の推進、強化に取り組んでいるが、理科の授業は教科書から理論を学ぶことが多く、実験が行われることは少ない。実験機材や器具の不足、教員の実験経験の少なさが原因で、生徒の興味関心を引く授業が必ずしも実施できていないことが課題となっている。このような状況の下、物理について不足している機材や器具を身近なもので工夫して補い、現地教員とのチームティーチングで実験を取り入れての授業改善の実施、及び実験書整備を行うことを目的に、JICA海外協力隊が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 配属先管轄の学校を巡回し、現地教員と主に物理の授業を行う。
2. 身近にあるものを使った実験器具や教材作成のアイデアを提供する。
3. 物理の実験書を作成する。
4. モデル授業の企画や実施など配属先が管轄する学校の教員を対象としたセミナーを開催する。
※ 赴任当初は化学や生物の教員と一緒に実験書に沿って授業を実施し、慣れてきた後、物理の教員と一緒に授業の改善に取り組むことを予定している。1コマ40分。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実験器具(ビーカー、フラスコ、メスシリンダー、アルコールランプ等)、塩酸、水酸化ナトリウム等(簡単な実験が出来る程度)

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚
教育課 課長(男性、30代後半、経験16年)
小中高担当職員(女性、40年代、経験20年)
巡回先3校の理科教員(6名・6名・4名、20~30代、経験は10年程度が多い)
活動対象
主に中高生(6~12年生)

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

[汎用経験]:

 ・理科実験の経験や薬品・器具の知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

教育系の隊員が協力して作成した実験書Webサイト:https://mongoledbagsh.wixsite.com/mysite-1