2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04522B20)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

スフバートル区教育科学課

3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、区内の小中高校一貫校(モンゴルの基本的な学制)49校及び幼稚園65園を管轄し、教育・科学省で策定された教育方針やシラバス及びカリキュラムを実施する機関である。また、教員に対する専門的知識や教授能力向上のためのセミナーを開催している。同区では、49校及び14園でインクルーシブ教育が行われており、それぞれ70名と25名の障害児が通っている。同課は2008年設立で職員数6名。年間予算は約370万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルでは2016年に障害者権利法が制定され、障害者支援が活発になってきており、2019年からは国の政策でインクルーシブ教育が導入され、障害児が通常の学校や幼稚園へ通うケースが増えている。他方で、障害児教育分野の人材育成は、近年モンゴル国立教育大学に障害児教育学科が設置されたばかりであり、専門教育を受けた教員は少数にとどまっている。また、同区内においても、特別支援学校教員を除いては、障害児教育を専門的に学んだ教員はおらず、適切なインクルーシブ教育が実施できていない状態である。そのため、インクルーシブ教育の質を向上させることを目的として、JICA海外協力隊が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. インクルーシブ教育を行う区内の学校および幼稚園を巡回し、障害児の指導を行う。
2. 区内の学校を巡回し、障害児と関わる教員に生徒の指導方法等を助言する。
3. 区教育課の障害児教育担当者と共に、区内の教員に対してインクルーシブ教育に関するセミナーを実施する。
4. 必要に応じ教員と共に学校に通えない障害児の学習をフォローする。
※在籍する障害児は2~16歳、主な障害種別は自閉症、肢体不自由、知的障害、脳性麻痺、ダウン症等
※指導する障害児の年齢層は、隊員の経験に基づき着任後に相談して決定する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、パソコン、文房具等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
教育課長(男性、50代、経験35年)
障害児教育担当(女性、30代、小学校教育経験14年)
活動対象者:
区内の学校・幼稚園の教員及び障害児

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚との学力水準に合わせるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

「障害児のための教育改善プロジェクト」 https://www.jica.go.jp/project/mongolia/013/index.html