2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04523B27)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

食糧・農牧業・軽工業省

2)配属機関名(日本語)

リサーチ・ディベロップメントセンター

3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、食糧・農牧業・軽工業省管轄下の組織で1996年に設立された。モンゴル国の現状では労働力の3分の1が農牧業に従事しているが、基幹作物以外の野菜・果樹類の輸入依存度が依然として高い現状にある。基幹作物である小麦、ジャガイモは概ね自給できる水準にまで回復しているが、栽培品目・品種が少ないなど、冬季施設栽培の加温コストの上昇等の課題は多い。こうした現状を受けて、配属先の農業部門ではイノベーション・普及政策等に基づき、農業専門員が農業従事者に対する技術支援及び新技術・設備の導入を通じた生産性の向上のため、研修・普及活動を行っている。34名のスタッフが勤務している。年間予算は3000万円程度。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴル国では、近年、健康志向が高まり、野菜のニーズが高まっているが、冬季になると作物のほとんどは輸入品に頼る状況である。同センターではそのニーズに対応するためモデル農園(露地栽培、温室)を設け、モンゴルに適した野菜の効果的な栽培方法について研究を行うとともに地域農家へのワークショップを開催して、技術・研修指導をおこなっている。しかしながら野菜栽培に関する知識・技術を有する人材は少なく、農家への技術指導が不十分な状況である。したがって通年で野菜の収穫が安定的に実施できるようにする他、国内産農産物の供給量の増加に向けて、技術指導及び研修の実施を支援する人材の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚と連携し以下の活動を行う。
①地域農家(農業従事者)への野菜栽培に関する研修・セミナーを実施する。
②モデル農園における野菜栽培の技術指導をする。
③露地栽培、温室栽培におけるモンゴルに適した野菜(品種)の試作を行う。
④野菜栽培におけるマニュアルの作成を行う。
⑤その他配属先が求める活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、パソコン、プリンター、モデル農園(露地、温室)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・40代男性、同センター所長、勤務3年
・40代女性、同センター農業担当職員、勤務20年
活動対象者:
同僚スタッフ、地域農家

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく指導が必要であるため

[汎用経験]:

 ・施設栽培に関する知識や経験

 ・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

関連事業:JICA技プロ「農牧業バリューチェーンマスタープランプロジェクト」~2022年12月