2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04525B02)

国名
モンゴル
職種コード 職種
F201 観光
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

文化・スポーツ・観光・青少年省

2)配属機関名(日本語)

ウブルハンガイ県 文化・芸術・観光・青少年局

3)任地( ウブルハンガイ県アルバイヘール市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同局は2008年に環境・観光局として設立され、現在は他局との統合により「文化・芸術・観光・青年局」として15名の職員で構成されている。同局にて観光関連業務担当の職員は1名であり、国の観光開発政策を地方で実施する他、地方の観光開発政策を策定・実施することが主な業務であるが、ウブルハンガイ県は古都ハラホリンや自然豊かなオルホン渓谷を有しており、県内の他の公的機関や民間企業と連携して観光イベントも年に5回程度実施して、観光客誘致にも取り組んでいる。過去に外国人専門家やボランティアを受け入れた経験はない。年間予算は2025年時点で観光支援のため地方予算2億MNT(約800万円)が計上されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

1.自然・歴史・文化遺産を観光資源として活用する戦略が未整備 2.観光政策策定の専門家とホスピタリティ人材が不足し、サービスの質も低い 3.外国人観光客増加のための取り組みが不十分 4.季節性に依存した観光構造 5.観光分野でのプロジェクトやプログラムが実施されていない 6.温泉などの自然資源が豊富で、年間約4万人の利用者があるが有効活用されていない 7.観光用のデジタルプラットフォームが未開発
以上の課題解決のため、日本からの知見を活かし、温泉(オンセン)文化の導入、ホスピタリティの改善、文化遺産の観光資源化、エコツーリズムの推進に関する助言を行える協力隊を要請するに至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.地域観光開発戦略に関する専門的助言の提供
2.観光商品の開発およびサービス改善のためのノウハウ提供
3.観光に関するデジタルプラットフォーム開発の支援
4.文化遺産を観光資源に転換する可能性調査
5.外国人観光客誘致に関する専門的な提案と方法論の提供
6.その他、配属先が求めるサポート

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オフィススペース、デスク、椅子、書棚、コンピューター、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

観光担当職員1名:女性(39歳)
公務員として15年勤務。観光担当としては7年の経験あり。
日本に1年間留学経験があり、日本語レベルは初級程度。
活動対象者:同県を訪れる年間観光客2.5万人、県内で観光業を営む70社における800人。

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:地域の観光振興の経験が必要なため

[汎用経験]:

 ・観光開発・観光マーケティングの知識・経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・外国での実務経験があると尚良い。
・11月から3月にかけて、平均気温は氷点下となり寒さが非常に厳しい。