要請番号(JL04525B05)
募集終了
2代目
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
モンゴル看護師協会
N
3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
モンゴル看護師協会は、看護師の知識と技術の向上、看護および公衆衛生サービスの質の改善を目的として、1996年に設立されたNGOである。年間予算は約2,750万MNT(約110万円)で、全国の医療機関に所属する約9,500名の看護師会員からの会費で運営されている。看護師を対象に、国際会議やセミナー、研修を企画・実施し、専門誌や教材、マニュアルの制作をはじめ、看護師が直面する課題の解決にも取り組んでおり、業務は多岐にわたっている。2000年に国際看護師協会のメンバーとなり、2002年には日本看護師協会と協力関係を構築した。理事会15名、支部代表75名の体制で運営されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モンゴルでは看護師の数が不足しており、知識・技術・医療倫理の面でも課題が多く、患者に適切な看護が提供できていないケースが散見される。看護師の数を増加させる試みはあるものの、人材確保には時間を要するため、同国の看護の質を向上させるためには現職看護師の能力向上が不可欠である。モンゴル看護師協会では、全国の看護師を対象に国際セミナーや教材作成を行っているが、看護サービスを国際基準に近づけるには、外部からの指導・助言を通じて質の向上を図りたいと考え、2023年からは協力隊を受け入れ、日本の医療・看護制度や環境について学び、助言を受けた。配属先としては、引き続き協力隊を受入れ、さらなる看護師の能力と医療環境の向上を図りたいと考えている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.全国の看護師を対象とした研修やセミナーの開催に協力し、助言や指導行う。
2.セミナーを開催する講師陣(医療関係者、病院管理職等)との情報・意見交換を行い、相互連携を図る。
3.公衆衛生や予防医学に関する啓発活動に使用する教材、パンフレット、マニュアルなどの作成時に助言・指導を行う。
4.配属先業務について、改善の余地がある点については同僚と共に改善を進める(5S活動)。
5.公衆衛生教育分野における講師育成について可能な範囲で取り組む。
6.その他、配属先が必要とするサポートを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、机、椅子、パソコン、プリンター、インターネット環境、文房具等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:(全員が看護資格保有者)
・60代女性(会長、経験約40年、JICA研修参加者)、30代女性(副会長)、20代女性(事務局長)
・50代女性(国立医科大学上級講師)等
活動対象者:
同僚、全国の看護師
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
(保健師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
(指導経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
[参考情報]:
・看護管理の経験、公衆衛生知識があると有利
・日本看護協会会員であることが望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
11月から3月にかけて、平均気温は氷点下となり寒さが非常に厳しい。首都では冬季の大気汚染が社会問題になっている。
モンゴル看護師協会HP
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