2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04525B06)

国名
モンゴル
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

モンゴル国立医科大学 ダルハン・オール県分校

3)任地( ダルハン・オール県 ダルハン市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当校は1967年に看護師技術専門学校として設立され、看護師、助産師、薬剤師、臨床検査技師など13,000人以上を養成、モンゴル中央地域の医療機関人材の約90%を卒業生が担っている。現在は約1,000人の学生と103人の教職員が在籍し、附属病院では伝統医学を含むリハビリ入院施設(5床)と内科・外科・小児科などの外来診療を提供。2022年には理学療法士などのリハビリテーション職の養成コースを新設した。協力隊の受け入れ経験はないが、2011年以降、医療職隊員が当校を訪問し、学生や教員向けに講義や研修を行うなどの交流関係が続いている。年間予算は約7.8億MNT(約3,120万円)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ダルハン・オール県分校では2022年にリハビリテーション職の養成課程を新設し、2025年現在20名以上の学生が学んでいるが、リハビリテーションはモンゴルでは新しい分野であり、教員の数や知識・経験が不足しているため、教育の質向上が課題である。また、2026年にはリハビリテーションを中心とした50床の新病院が開院予定であり、人材育成も急務である。このような背景から、大学および病院にて日本の技術と経験を紹介しながら、教職員や学生、病院スタッフに講義や研修を行い、モンゴルのリハビリテーションの質の向上に取り組む活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.理学療法士課程の教員に対し、教育方法や専門知識に関する助言を行う。
2.学生への実技指導や講義を行う。
3.附属病院にて理学療法士として勤務する職員に対し、技術向上やサービス改善のための指導を行う。
4.新設病院(2026年開院予定)に向けた人材育成に協力する。
5.その他、配属先が必要とするサポートを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、机、椅子、パソコン、理学療法および作業療法設備のあるリハビリ室

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・50代男性(校長、外科医学博士)
・50代女性(神経科医、経験約30年)
・40代女性(理学療法士)、30代男性(理学療法士)
活動対象者:
大学の教職員、学生、附属病院の理学療法士

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

[参考情報]:

 ・実務、指導経験や教育的視点があると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・11月から3月にかけて、平均気温は氷点下となり寒さが非常に厳しい。