2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04525B08)

国名
モンゴル
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

オルホン県ポリテクニックカレッジ

3)任地( オルホン県エルデネト市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

オルホン県ポリテクニックカレッジは1989年に設立された職業訓練校でモンゴル各地からの生徒が学んでいる。政府による再編を経て、現在は自動車整備士、グラフィックデザイナー、調理師、建築電気技師などの15の職業・専門教育プログラムと3つの技術教育プログラムを提供し、教職員130名、学生約1,000名が在籍している配属予定の教務部には管理職・実務職16名、教員61名(一般教養26名、専門教科35名)が所属。年間予算は約70億MNT(約2.8億円)。教育・訓練は地域の若者の職業能力向上を目的としており、産業ニーズに応じた人材育成を重視している。これまでに協力隊の受け入れ経験はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当校には15~18歳の若者が在籍している。近年、生徒たちはICT分野への関心が高く、情報を多様な手段で迅速に得ようとする傾向が強まっている一方で深く集中して学ぶ力が弱まってきていることが課題である。こうした生徒たちの特性の変化に対応するため、教職員は指導法や関わり方の見直しを迫られているが、見直すべき点や適切な関わり方が分からず、生徒へのカウンセリング等も十分に実施できていない状態である。若者に対するコミュニケーション指導の経験がある協力隊から日本の教育的アプローチを学びながら、生徒への支援体制を構築したいと考えており、若者の健全な育成にあたっての隊員のサポートが期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.教職員向けに、思春期の生徒の心理的特性や対応方法に関する研修を行う。
2.生徒に対して、心理・コミュニケーション・態度形成に関する相談や教育を行う。
3.生徒の行動習慣や人間関係の改善を目的としたイベントや啓発活動を企画・実施する。
4.保護者に対し、思春期の子供への理解に関する勉強会や相談などのサポートを行う。
5.その他、配属先が必要とするサポートを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、机、椅子、パソコン、プリンター等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・50代女性(校長、経験約20年)
・40代女性(教員、経験約15年)
・40代女性(ソーシャルワーカー、経験約3年)
活動対象者:
学校教職員、生徒および保護者

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学力水準に合わせるため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

[参考情報]:

 ・カウンセリングの活動経験があると良い

 ・ソーシャルワーカーや心理学の資格が有利

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

11月から3月にかけて、平均気温は氷点下となり寒さが非常に厳しい。