2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04525B09)

国名
モンゴル
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ダルハン・オール県教育局

3)任地( ダルハン・オール県 ダルハン市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ダルハン・オール県教育局は、県内の幼児教育から初等・中等教育、非公式教育までを統括している。教育政策の企画・調整・実施を担っており、学習環境と教育の質の向上、教育機会の均等化に取り組んでいる。職員数は23名で、学校・幼稚園における給食サービスの運営にも関わっており、子どもたちの健康と栄養を支える体制の整備を進めている。2024~2025年度においては、県内にある25の学校に23,682名の児童生徒と1,129名の教職員、39の幼稚園に74,910名の園児と291名の教職員が在籍。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルでは2019年に学校給食制度が制定され、ダルハン・オール県では、毎日約10万人の児童・園児が給食サービスを受けているが、調理現場では食品衛生や安全管理、調理技術、標準化の面で課題が多く、職員の給食についての知識も十分とは言えない状況であり、子どもたちの健康や栄養バランスに悪影響を及ぼす懸念がある。こうした背景から、教育局は給食の質向上と運営体制の構築を目指し、知識と経験に基づいた助言と支援を必要としている。地域の実情に即した低コストで栄養価の高い給食の導入も視野に入れ、子どもたちの健康を守る給食を定着させることが期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.食品安全の改善支援 ①厨房の衛生管理のサポート ②職員向けの食品衛生・安全研修の実施。
2.栄養と食事のバランス支援 ①年齢に応じた献立作成のへの助言 ②栄養価や食材に関する指導。
3.厨房スタッフのスキルアップ支援 ①安全な調理技術や方法の指導 ②日本やモンゴルの事例をもとに研修や実習を行う。
4.調理方法の標準化と運営改善 ①調理方法の見直しと最適化についてのアドバイスを行う ②調理に関する運営の効率化についてアドバイスを行う。
5.地元食材を活用した、栄養価の高く低コストの献立の提案と導入支援。
6. その他、配属先が必要とするサポートを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、机、椅子、パソコン、プリンター、インターネット環境、文房具等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・50代男性(局長)
・40代女性(子供の学習環境・給食担当)
活動対象者:
学校や幼稚園の教職員および厨房スタッフ、児童園児

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(女性) 備考:配属先の希望による

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:専門的な知識が必要であるため

[参考情報]:

 ・調理管理、厨房運営、食品安全経験者は有利

 ・学校給食従事経験があると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・11月から3月にかけて、平均気温は氷点下となり寒さが非常に厳しい。